バンコクで行われたリヴァプールのこの夏最初の親善試合は、マンチェスター・ユナイテッドに4-0で敗れる結果に終わった。

デビュー戦のファビオ・カルバーリョ選手とダルウィン・ヌニェス選手を含む計32名がラジャマンガラスタジアムの5万人以上の熱狂的なサポーターの前で貴重な時間を過ごした。ユナイテッドがレッズより1週間早くプレシーズンを開始したことで、コンディションの良さを示していた。

カルバーリョ選手は、アリソン・ベッカー選手やジョーダン・ヘンダーソン選手のような経験豊富な選手たちと、ルーク・チェンバース選手やアイザック・マバヤ選手のようなアカデミー出身の若さが融合した先発メンバーに名を連ねた。

一方、ヌニェス選手は61分に出場し、ハムストリングの負傷から回復しつつあるディオゴ・ジョッタ選手は、この試合のメンバーから唯一外れた。

ハーヴィー・エリオット選手とルイス・ディアス選手は、立ち上がりから輝きを放ち、コロンビア人選手は序盤にデ・ヘア選手にこの試合の最初のセーブを強いる。

しかし、その直後、リヴァプールがブルーノ・フェルナンデス選手のクロスをクリアし損ね、ルーズボールを選手が押し込み、ユナイテッドが先制した。

レッズは、カルバーリョ選手とディアス選手がそれぞれ、新加入選手とエリオット選手が絡んだ素早いカウンターアタックの後、立て続けにポストを叩き、数分以内に同点に追いつくはずだった。

ユナイテッドはフレッドの繊細なチップで点差を拡げ、30分にはユルゲン・クロップ監督が10人の選手を交代させ、アリソン選手が唯一の先発選手としてピッチに残ることになった。マルシャル選手がリース・ウイリアムズ選手を振り切り、ゴールを決めると、あっという間に3-0となった。

ハーフタイムにアリソン選手に代わってアドリアン選手を投入。その後、クロップ監督は1時間経過した時点でさらに10名を交代させた。ヌニェス選手は、モハメド・サラー選手、チアゴ・アルカンタラ選手、フィルジル・ファンダイク選手らチームメイトと一緒に出場した。

右サイドバックのトレント・アレクサンダー=アーノルド選手が得意のロングパスを出し、ヌニェス選手がこれを受けるが、デ・ヘア選手は惜しくもウルグアイ人選手のボールをセーブ。

アンディ・ロバートソン選手のパスを受けたヌニェス選手は、ファーサイドの隅に向かってハーフボレーでシュートを放ったが、トム・ヒートン選手がこれをはじき出した。

リバプールも後半、サラー選手が見事なシュートを放つがポストに当たり、ヌニェス選手もリバウンドを弾き返すがバーを越えてしまう。その後、ファクンド・ペリストリ選手がユナイテッドの攻撃からゴールを決めて4-0とした。