リヴァプールは、土曜日にアンフィールドでAFCボーンマスを9-0で力強く下し、プレミアリーグの勝利得点記録を更新し、2022-23シーズンのリーグ戦初勝利を飾った。

レッズは開始6分で、ロベルト・フィルミーノ選手のセンタリングからルイス・ディアス選手がヘディングシュートを決め、その直後にはハーヴィー・エリオットがボックス手前から素晴らしいゴールを決めて、その日の流れを決定づけた。

30分頃にはトレント・アレクサンダー=アーノルド選手が遠目からゴールを決め、さらにその直後にはフィルミーノ選手がクロスボールを押し込み、4点目を挙げた。

ハーフタイム前には、フィルジル・ファンダイク選手がコーナキックからヘディングで押し込んだ。ハーフタイム直後には、また、クリス・メファム選手が、アレクサンダー=アーノルド選手のクロスを自軍のゴールへ流し込み、クロップ監督率いるチームのアドバンテージはさらに広がる。マーク・トレヴァース選手がアンディ・ロバートソン選手のシュートを防げなかったため、フィルミーノ選手が2点目を手にした。

ファビオ・カルバーリョ選手が、コスタス ・ツィミカス選手のパスを受けてボレーシュートを決め、クラブでの初ゴールを挙げたほか、ディアス選手がリヴァプールの9点目、そして最後のゴールを決め、リーグの最多得点勝利記録に並んだ。

チームニュース

リヴァプールは、ジェームズ・ミルナー選手に代わってファビーニョ選手が先発メンバーに復帰し、1名のみの変更となった。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド (83分、クラーク)、ゴメス、ファンダイク、ロバートソン(69分、ツィミカス)、ファビーニョ、ヘンダーソン (69分、ミルナー)、エリオット (45分、カルバーリョ)、ディアス、サラー、フィルミーノ (69分、バイチェティッチ)

サブ:アドリアン、デイヴィス、フィリップス、ファンデンベルフ

試合内容

アンフィールドが陽光に包まれる中、リヴァプールはホームサポーターの声援を受けながら、月曜日の夜の失望に応えるべく、すぐに試合に臨んだ。

そして、3分後にレッズがリードを奪うと、ファンはさらに勢いを上げることになった。

フィルミーノ選手が右サイドでDFをかわし、中央へクロスを上げると、ディアス選手が6ヤードの距離からヘディングでゴールに押し込んだ。

その後、VARによるオフサイドのチェックが入ったが、ゴールは認められた。

6分後、エリオット選手がボックス手前でボールを拾い、トレヴァース選手の届かないところにカーブしたシュートを放ち、ファーサイドの隅に決めた。

リヴァプールは勢いを止めない。ゴール前でフィルミーノ選手とエリオット選手が絶妙のコンビネーションを見せてチャンスを作ったが、3点目を決められなかった。エリオット選手がゴール前に出したボールは、モハメド・サラー選手に渡ったが、彼は珍しくバーの上へ外した。

しかし、エジプト人選手が右足で放ったシュートはトレヴァース選手に当たりバーを越えてしまった。

しかし、30分前にアレクサンダー=アーノルド選手が、粘り強くボールを奪い返した後、ボックスの外からシュートを放つと、GKは何も反応することが出来ずゴールが決まった。

レッズは4点目をすぐに決めた。サラー選手のパスがマーカス・タヴァーニアー選手に当たり、エリア内に軌道が変化し、フィルミーノ選手がメファム選手とトレヴァース選手の間に入り込み、ゴールに押し込んだ。

さらに、アレクサンダー=アーノルド選手のパスをロバートソン選手がフリーの状態でヘディングし、ホームチームのゴールへの追撃は止まらない。

しかし、ハーフタイムの直前に5点目が入る。サラー選手はコーナーキックからボレーシュートを放ち、フィルミーノ選手は低い弾道のシュートをトレヴァース選手にはじかれた。

ファンダイク選手は、ロバートソン選手のコーナーキックをペナルティスポット付近からゴール前に叩き込んだ。

1958年9月以来、リヴァプールがリーグ戦の前半に5得点したのは初めてのことであった。

カルバーリョ選手がエリオット選手に代わってピッチに立つと、再開後すぐに6点目が入る。アレクサンダー=アーノルド選手のパスをメファム選手が自陣ゴールに流し込んだ。

トレヴァース選手がロバートソン選手のシュートを防ごうとしたところを、フィルミーノ選手が押し込み、至近距離からネットを揺らし、クロップ監督率いるチームの7点目を掴んだ。

ファビーニョ選手の巧みなパスで裏に抜け出したサラー選手は8点目に迫ったが、シュートはバーの上だった。

しかし、アレクサンダー=アーノルド選手の絶妙なクロスボールの後、ツィミカス選手のタッチオフからカルバーリョ選手が正確なゴールを決め、点差をさらに伸ばしたのだ。

そして、残り5分となったところで、ディアス選手が9点目をヘディングで決め、プレミアリーグの記録に並んだ。