ファビオ・カルバーリョ選手の98分のゴールにより、リヴァプールは水曜夜アンフィールドでのプレミアリーグ、ニューカッスル・ユナイテッド戦に2-1の劇的な逆転勝利を収めた。

前半7分にアレクサンデル・イサク選手のゴールで先制し、訪問者が前半をリードした。しかし60分頃、レッズはロベルト・フィルミーノ選手が同点弾を決めた。

そしてアディショナルタイムには、カルバーリョ選手がこぼれ球をクロスバーに当ててゴールへと導き、勝ち点3を獲得した。

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ユルゲン・クロップ監督は、先週末の9-0で快勝したAFCボーンマス戦から変更なく先発メンバーを起用した。

カーティス・ジョーンズ選手とジョエル・マティプ選手は、フィットネスが回復したためベンチ入りした。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド (71分、ミルナー)、ゴメス、ファンダイク、ロバートソン(71分、ツィミカス)、ファビーニョ、ヘンダーソン (71分、カルバーリョ)、エリオット、ディアス、サラー、フィルミーノ

サブ:アドリアン、デイヴィス、ジョーンズ、マティプ、バイチェティッチ、フィリップス

前半

先週末の大勝利の勢いに乗って、レッズはアンフィールドでの試合をポジティブにスタートさせた。

11分、カウンターアタックからイサク選手が20ヤードのシュートを放つが、高すぎて枠を外れる。

マット・ターゲット選手が左サイドからパスを出すと、ライアン・フレイザー選手が同じような位置からシュートを放つが、きれいに回転したボールはゴール右上に外れた。

リヴァプールは、左サイドからチャンスを作る。ルイス・ディアス選手とアンディ・ロバートソン選手が相手選手の間のスペースに侵入する。しかし、いずれもニューカッスルが中央でリヴァプールの選手にボールを渡るのをカットする。

キーラン・トリッピアー選手がボックス手前の絶好な位置からフリーキックを放ち、アリソン・ベッカー選手がキャッチ。その後、30分頃、ホストチームが最高のチャンスを作り出した。

アリソンが素早く、正確にハーヴィー・エリオット選手へパスを出すと、フィルミーノ選手がエリア内に見事なパスを通し、ディアス選手がニック・ポープ選手をかわすが、角度が狭まりバランスを崩し、シュートを放つのが精一杯だった。

しかし、38分にニューカッスルが最初の一撃を放つ。

右サイドの高い位置からボールをピッチの中央へ動かし、ショーン・ロングスタッフ選手がボックス内にパスを出すと、イサク選手がこれを受けてアリソン選手の上へ流し込んだ。

後半

リヴァプールが後半開始から訪問者にプレッシャーをかける。後半9分、ニューカッスルが再びゴールネットを揺らすが、惜しくもゴールは認められなかった。

イサク選手は2回のタックルを交わしカットインして、アリソン選手の守るゴールにシュートを決める。しかし、遅れてオフサイドの旗が上がり、VARレビューで判定が確定した。

レッズは反撃する。サラー選手がジョーダン・ヘンダーソン選手のロフトパスをディアス選手に戻そうとしたところを、エリオット選手がそのこぼれ球を拾いシュートを放つが、ポープ選手にキャッチされた。

しかし、クロップ監督率いるチームは、先週に続いてフィルミーノ選手が同点弾を決めた。

エリオット選手のフリックボールが右サイドを走るサラー選手に渡り、サラー選手はフィルミーノ選手がエリア内にいるのを確認するとパスを送り、フィルミーノ選手はゴール左下隅に確実に流し込んだ。

残り20分、監督はカルバーリョ選手、ジェームズ・ミルナー選手、コスタス ・ツィミカス選手の3人を投入した。

ディアス選手はポープ選手に遠距離からのシュートと至近距離からのシュートを2度阻まれる。ファビーニョ選手は後半にシュートを放つがバーを越えてしまい、ニューカッスルは後半にリヴァプールを苦しめることに成功したように見えた。

しかし、7分以上アディショナルタイムに、実質的に最後のキックとなったミルナー選手のコーナーキックを、サラー選手がボックス内でヘディングしようとした。カルバーリョ選手はこぼれ球をゴールに向かって高く振り抜き、勝利を掴み、アンフィールドを熱狂させた。

入場観客数:53,316