リヴァプールは火曜日夜、アンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ・グループAの試合で、レンジャーズを2-0で下した。

この試合では、トレント・アレクサンダー・アーノルド選手がゴールから20ヤード離れた位置でフリーキックを放ち、開始7分にレッズが先制した。

ハーフタイム後、ルイス・ディアス選手が倒されて得たPKをモハメド・サラー選手が決めて、2点目を挙げたが、さらに得点できたかもしれない。しかし、アラン・マクレガー選手の好守に阻まれた。

この結果、ユルゲン・クロップ監督率いるチームはグループリーグ中盤で勝ち点6の2位となり、アムステルダムで行われたもう一つの試合のAFCアヤックスを下した首位SSCナポリに3差となった。

チームニュース

リヴァプールは、ディアス選手、ディオゴ・ジョッタ選手、ダーウィン・ヌニェス選手を先発起用し、3名を変更した。また、フィットネスが回復したケレハー選手、コナテ選手、ラムジー選手がベンチ入りした。

レンジャーズのメンバーには、元レッズのベン・デイヴィス選手とライアン・ケント選手がいた。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド(90分、ゴメス)、マティプ、ファンダイク、ツィミカス、チアゴ (80分、ミルナー)、ヘンダーソン (69分、ファビーニョ)、ディアス、サラー、ジョッタ(69分、フィルミーノ)、ヌニェス (80分、エリオット)

サブ:アドリアン、ケレハー、コナテ、ラムジー、カルバーリョ 、バイチェティッチ、フィリップス

試合内容

クラブ史上初の対戦が始まってわずか2分後、リヴァプールは早くも意気込みを示した。ヌニェス選手はジョッタ選手からのパスを受けて振り向きざまにシュートを放ったが、マクレガー選手はニアポストではじき出した。

それでも、7分にレッズが突破口を開くと、ゴールキーパーはなすすべもなかった。

アレクサンダー=アーノルド選手が中央左、20ヤード付近でフリーキックを放ち、壁を越えてネットの内側を捉えた。

ディアス選手は点差を広げるチャンスがあった。彼はエリア内に侵入し、シュートを放つが、惜しくも枠の上に外れる。

その数分後、右サイドから走りこんできた背番号11番がゴール下を狙った後、マクレガー選手がサラー選手のシュートを弾いてポストに当った。しかし、またもや相手キーパーがセーブする。

さらに、ディアス選手はエリア内のスペースに飛び出し、低い弾道のシュートを狙ったが、力及ばずゴールネットを揺らすことはできなかった。

サラー選手がヌニェス選手へボックス右側からパスを入れたとき、マクレガー選手は再び出番となり、ウルグアイ人選手のゴール前のシュートを体を張って防いだ。

しかし、レンジャーズのキーパーが再びレッズの27番のシュートをセーブし、1点差で前半を折り返す。

そして後半開始7分後、リヴァプールは2点目を獲得する。

ヘンダーソン選手がディアス選手にボールを送ると、ディアス選手はボックス内に侵入しようとしたところでレオン・キング選手に倒され、ホームチームがPKを獲得した。

サラー選手は、その責任を引き受け、ペナルティースポットから落ち着いてシュートを決めた。

ジョッタ選手のスピンシュートはマクレガー選手にはじかれ、3点目を逃したが、ジェームス・ミルナー選手は途中出場し、クラブでの通算300試合目の出場達成し、試合の締めに入った。

ジョエル・マティプ選手は、コーナーキックからヘディングシュートを放ち、あと一歩のところでネットを揺らすことができなかった。レンジャーズは、ラビ・マトンド選手がゴール前にシュートを放った時、この夜最大の脅威を与えたが、コスタス ・ツィミカス選手にライン上でクリアされた。

アリソン・ベッカー選手が至近距離からのシュートをブロックし、アントニオ=ミルコ コラク選手が頭を抱えた。

アディショナルタイムにはサラー選手が再びゴールを狙うがゴールならず。クロップ監督率いるチームが素晴らしいプレーを見せたため、結果はすでに決まっていた。