リヴァプールは、アイブロックスでレンジャーズを7-1で下し、チャンピオンズリーグ・ベスト16進出の可能性を高めた。

グループAの試合は、スコット・アーフィールドが序盤に先制したが、ロベルト・フィルミーノ選手のゴール、ダルウィン・ヌニェス選手の欧州初ゴール、交代出場のモハメド・サラー選手の大会史上最速となる6分間のハットトリック、ハーヴィー・エリオット選手の追加点があり、3連勝を達成した。

ナポリが水曜日にアヤックスを4-2で破りベスト16出場権を獲得したため、ユルゲン・クロップ監督は現在、2試合を残してオランダのクラブに6ポイント差をつけ、2位という有利な立場に立っている。

よって、リヴァプールはナポリとのホーム戦とアムステルダムでの試合で勝ち点1を獲得すれば、進出を確実にすることができる。

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クロップ監督は、今シーズン初先発のイブラヒマ・コナテ選手をはじめ、先発メンバーを6人変更した。

アンディ・ロバートソン選手は怪我から復帰したばかりのためベンチ入りし、後半の交代要員として復帰した。

リヴァプール:アリソン、ゴメス、コナテ(78分、ミルナー)、ファンダイク、ツィミカス(68分、ロバートソン)、ファビーニョ、ヘンダーソン(68分、チアゴ)、エリオット、カルバーリョ、フィルミーノ(72分、ジョッタ)、ヌニェス(68分、サラー)

サブ、アドリアン、ケレハー、バイチェティッチ、フィリップス

前半

アイブロックスでは、耳をつんざくような大音量の中、闘争心のある試合の幕開けが繰り広げられた。しかし、エリオット選手が中央からゴールに向かって回転するパスを出し、オフサイドだったヌニェス選手がパスを受けて、初めて質の高いプレーを見せた。

しかし、その直後、レンジャーズはスペースを利用して、エリア外からゴール下に正確なシュートを決め、リードを奪った。

しかし、リヴァプールのビハインドはわずか7分までで、またしてもフィルミーノ選手がゴールを決めた。コスタス ・ツィミカス選手のインスイングのコーナーから、9番がゴール前で見事なヘディングシュートを決めた。

しかし、同点に追いつくことはできず、サカラ選手がツィミカス選手を抜き去り、アーフィールド選手にボールを戻した後、コナテ選手の見事なブロックにより、同点を前半で折り返すことに成功した。

後半

後半10分、リヴァプールは勢いを取り戻し、先制する。ゴメス選手の低いクロスにフィルミーノ選手が押し込み、今季8点目となった。

このゴールでクロップ監督率いるチームは目に見えて緊張を解きほぐし、フィルミーノ選手のパスを受けたヌニェス選手が落ち着いたフィニッシュを決めると、結果はほぼ決定的となった。

このウルグアイ人選手が活躍を見せた後、ロバートソン選手、チアゴ・アルカンタラ選手、サラー選手が投入された。

サラー選手は、チャンピオンズリーグ史上最速の6分12秒でハットトリックを達成し、大活躍した。

1点目は、エジプト人選手が角度のない位置から決め、そして、2つのトレードマークとなるゴールを決め、新たなゴール記録を樹立した。

そして、エリオット選手にもまだ時間があった。19番がゴールを決め、オフサイド判定を覆すVARレビューを受けて、ついにチャンピオンズリーグでの初ゴールを祝うことができた。