後半にモハメド・サラー選手とダルウィン・ヌニェス選手のゴールで、リヴァプールは火曜日夜、アンフィールドでナポリに2-0で勝利し、チャンピオンズリーグのグループステージを締めくくった。

キックオフ前にグループA突破を決めていた両者は、試合終了間際に決着がついた。ヌニェス選手のヘディングシュートがセーブされた後、サラー選手がそのリバウンドを押し込みゴール。さらにアディショナルタイムにヌニェス選手がゴールに押し込んだ。

ユルゲン・クロップ監督率いるチームは6シーズン連続でグループステージを突破し、訪問者は首位をキープしたままノックアウトラウンド進出を決めた。

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クロップ監督は、イブラヒマ・コナテ選手をセンターバックへ復帰させ、先発メンバー4人を変更した。カーティス・ジョーンズ選手、ジェームス・ミルナー選手、コスタス ・ツィミカス選手の3人も先発した。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド(87分、ラムゼイ)、コナテ、ファンダイク、ツィミカス、ファビーニョ、ミルナー(48分、エリオット)、チアゴ(87分、バイチェティッチ)、ジョーンズ(72分、ヌニェス)、サラー 、フィルミーノ(87分、カルバーリョ)

サブ:アドリアン、ケレハー、ゴメス、ロバートソン、フィリップス

前半

リヴァプールは先週末、ホームでリーズ・ユナイテッドに敗れ、最初のチャンスに応えようと意気込んでスタートした。

そして、秋の夜長のアンフィールドで、左サイドアタッカーのジョーンズ選手に、早くもチャンスが訪れた。

サラー選手がエリア内でフリーの背番号17番へパスを出したが、ナポリのゴールキーパー、アレックス・メレロ選手の頭上を越えるシュートは、バーの上を流れていった。

しかし、その後、両チームともなかなかチャンスを作れず、シャドーボクシングのような展開が続く。

しかし、29分のわずか1分の間に、両チームにチャンスが生まれた。

まず、レッズのエリア手前でタンギ・エンドンベレ選手がシュートチャンスを得ると、低い弾道のシュートはアリソン・ベッカー選手が安全にキャッチする。

リヴァプールは反撃し、サラー選手がボールをキープし、走りこんできたチアゴ・アルカンタラ選手にボールを戻した。彼のワンタッチのシュートはメレト選手にセーブされた。

ロベルト・フィルミーノ選手は、ライン際から独創的なフリッククロスを出し、中央のジョーンズ選手が頭で合わせたが、角度が高すぎてナポリのネットには届かなかった。

42分、レッズはターンオーバーからジョーンズ選手がアウェーのディフェンスのギャップを突き、サイドからサラー選手がフリーで飛び出した。

しかし、エジプト人選手はメレト選手との1対1でシュートを放つが、オフサイドの判定が下された。

後半

再開からわずか数秒後、ミルナー選手が倒れ、即座に負傷のためプレー続行不可能のサインを出し、7番はハーヴィー・エリオット選手と交代した。

次にナポリがセットプレーで、フヴィチャ・クヴァラツヘリア選手のフリーキックの送球にレオ・ウスティガール選手が頭で合わせたが、長時間のVAR審査でオフサイドと判定され、結局得点には至らなかった。

この決定を受けて、アンフィールドはホーム側を唸らせた。ヴィクター・オシムヘン選手からのバックポストへの深いクロスをクヴァラツヘリア選手が合わせるが、アリソン選手が弾き出した。

しかし、時間が経つにつれ、決定的なチャンスは少なくなり、レッズはヌニェス選手をベンチから投入し、勝ち越し点を狙った。

トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がゴール前で重要なブロックをする。また、サラー選手が本能的な突進力でメレト選手に直撃するシュートを放ったが、決定的な場面はまだ先だった。

左サイドのコーナーからヌニェス選手がヘディングシュートを放つと、メレト選手がゴールラインから慌てて押し出し、サラー選手が続いてルーズボールを押し込み、リヴァプールが先制した。

そして、アディショナルタイム7分の終了間際、ファンダイク選手がヘディングで止めたところをヌニェス選手が押し込み、VARによる確認でアンフィールドはさらに歓喜に包まれることになった。