ハーヴィー・エリオット選手が13分に決めた見事な一撃で、リヴァプールはエミレーツFAカップ3回戦の再試合でウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに1-0の勝利を収めた。

エリオット選手の素晴らしいロングレンジシュートは、モリニューでオールラウンドなパフォーマンスを見せたユルゲン・クロップ監督のチームにふさわしい勝利を導いた。

レッズは、1月29日(日)にアメックス・スタジアムで行われる4回戦でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンと対戦することになる。

チームニュース

リヴァプールは、3日前に行われたプレミアリーグのブライトン戦に先発したメンバーから8人を変更した。

GKにはクィービーン・ケレハー選手が選ばれ、ジェームズ・ミルナー選手、ジョー・ゴメス選手、コスタス・ツィミカス選手が4バックに復帰した。中盤はステファン・バジェティック選手とナビ・ケイタ選手が先発し、攻撃陣にはエリオット選手とファビオ・カルバーリョ選手が名を連ねた。

イブラヒマ・コナテ選手、チアゴ・アルカンタラ選手、コーディ・ガクポ選手は、週末の試合から引き続き出場した。

リヴァプール:ケレハー、ミルナー (66分、フィリップス)、ゴメス、コナテ、ツィミカス、バジェティック(75分、ファビーニョ)、チアゴ (75分、ドーク)、ケイタ、エリオット、カルバーリョ (66分、サラー)、ガクポ(66分、ジョーンズ)

サブ:アリソン、オクスレイド=チェンバレン、ロバートソン、マティプ

前半

序盤は両チームとも危険なエリアまでボールを運ぶが、明確なチャンスは作れないままだったが、13分に試合が動く。

ゴメス選手がラヤン アイ=ヌーリ選手のシュートをブロックした後、リヴァプールは素早いカウンターを開始し、チアゴ選手がクロスフィールドでエリオット選手にパスを送った。

この19歳の選手は、自陣でボールを収めた後、前方に走り、25ヤードの距離から見事なカーブをかけたシュートを放った。ウルヴズのキーパー、ジョゼ・サー選手は、このシュートのスピードと質の高さに敵わずゴールを許し、レッズはモリニューで完璧なスタートを切ることができた。

その3分後、カルバーリョ選手が巧みなパスでツィミカス選手にボールを送り、2得点目のチャンスを得たが、ギリシャ代表選手のシュートは枠を超えた。

リヴァプールが攻撃するたびに脅威を見せつける一方、ホームチームはレッズの精力的なプレスと前線からの守備を前に、リズムをつかむのに苦労していた。

リヴァプールは30分過ぎに再びチャンスを作る。ガクポ選手がエリア内を狙い撃ちし、強烈なシュートを放つ。

この時点でレッズは、正確かつスピーディーにボールを回し、試合の主導権をしっかりと握っていた。

35分、ケイタ選手のスルーパスからカルバーリョ選手がゴールネットを揺らしたが、このポルトガル人はオフサイドの判定を受けた。

しかし、40分、右サイドを突破したアダマ・トラオレ選手がシュートを放ち、バーの上を通過する。

後半

リヴァプールは後半の立ち上がり、ケイタ選手が最初にゴール前でチャンスを作る。しかし52分、このMFのシュートはポストの枠を外れた。

トラオレ選手がシュートを放つが枠外。その後、ガクポ選手はケイタ選手のスルーパスに反応しシュートを放つが、サー選手のファインセーブに阻まれた。オランダ人の選手は2、3ヤードのオフサイドだった。

クロップ監督は65分、中盤で素晴らしいパフォーマンスを披露していたガクポ選手、カルバーリョ選手、バジェティック選手に代えて、モハメド・サラー選手、ナサニエル・フィリップス選手、カーティス・ジョーンズ選手を投入し、3枚替えを行った。

ウルヴスを数名の選手交代を行った。ジュレン・ロペテギ監督は、マテウス・クーニャ選手とダニエル・ポデンセ選手を投入した。

この新戦力によって、ホームチームは活気づき、持続的な攻撃を開始し、同点弾を狙おうとした。

ルーベン・ネヴェス選手のフリーキックはケレハー選手に阻まれ、ラウール・ヒメネス選手はゴメス選手のプレッシャーを受けながらヘディングシュートを放つが枠外だった。

残り3分、ウルヴスはこの試合最大のチャンスを得たが、クーニャ選手が絶好のポジションにいたにもかかわらず枠を外した。

試合終了間際、ジョーンズ選手は惜しくもシュートを放ったが枠外。ウルブスは終盤に猛追したが、レッズは試合を見事に終え、来週末の4回戦、ブライトンでの対戦を決定した。