フィルジル・ファンダイク選手とモハメド・サラー選手のゴールでレッズがウルヴスを破る

ダルウィン・ヌニェス選手のシュートがVARの判定で無効になった後、73分、フィルジル・ファンダイク選手がディオゴ・ジョッタ選手のリターンボールを至近距離からヘッドで押し込み、レッズがリードした。

その直後、コスタス ・ツィミカス選手のクロスからモハメド・サラー選手がタッチライン際で押し込み、ユルゲン・クロップ監督率いるチームのアドバンテージをさらに高めた。

リーグ戦4試合連続のクリーンシートを達成したリヴァプールは、ロンドン勢より1試合少ない状態で、4位トッテナム・ホットスパーとの勝ち点差を6に縮めた。

チームニュース

リヴァプールのチームシートには、週末のクリスタル・パレスでの引き分けから6人の変更があった。

イブラヒマ・コナテ選手とツィミカス選手がディフェンスに入り、中盤にはステファン・バジェティック選手、ハーヴィー・エリオット選手、ファビーニョ選手が戻り、ヌニェス選手はアタッカーとして復帰した。

リヴァプール：アリソン、アレクサンダー＝アーノルド (89分、ミルナー)、コナテ、ファンダイク、ツィミカス、ファビーニョ、バジェティック (79分、ヘンダーソン)、エリオット、サラー、ヌニェス (89分、フィルミーノ)、ジョッタ (75分、ガクポ)

サブ：ケレハー、オックスレイド＝チェンバレン、ロバートソン、カルバーリョ、マティプ

前半

雨が降りしきるアンフィールドで、両チームは開始5分でチャンスを作り、活気あるスタートを切った。

まず、サラー選手とエリオット選手が右サイドをうまく使った後、バジェティック選手がボックス内の中央でターンしてシュートしたが、ジョゼ・サー選手を苦しめるには力不足だった。

ウルヴスは、ジョアン・モウティーニョ選手とパブロ・サラビア選手がエリア内でワンツーを繰り広げ、前者のシュートはアリソン・ベッカー選手にポストの周りで掌で弾かれた。

コーナーキックから、危険なゾーンに戻ったボールをサラビア選手が数十センチの距離で頭で合わせたが、枠外だった。

しかし、この試合では、序盤からホストチームが主導権を握る展開となった。

ツィミカスがクレイグ・ドーソン選手からボールを奪い、6ヤードのボックス内に侵入。その後、ファビーニョ選手がエリア内でボールを奪い返してバックラインをパニックに陥れるが、味方を見つけることができない。

一方、ジュレン ロペテギ監督のチームから侵入したラウール・ヒメネス選手のシュートをファンダイク選手はブロックした。

35分、リヴァプールが再びプレッシャーをかける。コーナーキックからのこぼれ球をファビーニョ選手がワンタッチでボレーシュートを放つがブロックされた。

次に、エリオット選手にはこの夜一番のチャンスが訪れた。ジョッタ選手が左サイドのスペースにパスを送り、ヌニェス選手がクロスを上げる。エリオット選手が8ヤードの距離からヘディングシュートをしたが、大きく外れてしまった。

前半のアディショナルタイムには、ヌニェス選手の胸トラップから19番がポスト直撃のシュートを放つが、これはサー選手に阻まれ、ゴールレスで前半を折り返す。

後半

後半、リヴァプールはトレント・アレクサンダー・アーノルド選手がボックス手前でシュートを放つが、セーブされ、エリオット選手もヌニェス選手からの素晴らしいパスから低いシュートを放つが、サー選手がセーブした。

60分直前、マテウス・ヌネス選手のブロックパスが、ボックス手前の背番号20番の前に渡り、ジョッタ選手がシュートを放つがマクシミリアン・キルマン選手に阻まれた。

その直後、レッズはジョッタ選手がエリア内のスペースに侵入し、ヌニェス選手が至近距離からシュートを放ち、突破口を開いたと思った。しかし、VARのチェックでポール・ティアニー主審がピッチサイドのモニターを確認し、ポルトガル人フォワードがビルドアップの際にファウルを犯したと判断した。

それでも73分、リヴァプールが先制する。

アレクサンダー・アーノルド選手が左からのフリーキックがファンダイク選手の肩に当たるが、サー選手がそれを弾き出す必要があった。ジョッタ選手が素早く反応し、6ヤードのボックス内に折り返すと、4番がヘディングで決めた。

その直後、2点目が入る。アリソン選手が左サイドに出したゴールキックを、ツィミカス選手がコーディ・ガクポ選手につないで、ベンチ入り後最初のタッチでギリシャ人DFにボールを返し、左サイドを疾走させる。

ツィミカス選手は我慢して、サイドラインからボールを戻し、サラー選手が至近距離から押し込み、クロップ監督率いるチームにとって重要な3ポイントを獲得した。