リヴァプールは、火曜日の夜、スタンフォード・ブリッジでチェルシーと0-0の引き分けに終わった。

51分にカイ・ハヴァーツ選手が放った一撃がVARにより無効とされるなど、ロンドンでは両チームとも勝利を手にすることが出来なかった。

レッズは前半でジョー・ゴメス選手やファビーニョ選手が惜しい場面を作ったが、勝ち点1を獲得してマージーサイドに帰ってきた。

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ゴメス選手、ジョエル・マティプ選手、コスタス・ツィミカス選手は4バックに入り、カーティス・ジョーンズ選手は中盤で起用された。

攻撃陣もロベルト・フィルミーノ選手とダルウィン・ヌニェス選手が復帰し、計6人が変更となった。

リヴァプール:アリソン、マティプ、コナテ、ツィミカス (65分、ロバートソン)、ファビーニョ、ヘンダーソン、ジョーンズ (79分、ガクポ)、ジョッタ、ヌニェス (79分、ミルナー)、フィルミーノ (65分、サラー)

サブ:ケレハー、カルバーリョ、アルトゥール、フィリップス、アレクサンダー=アーノルド

前半

チェルシーは、まずマティプ選手がジョアン・フェリックス選手を止め、素早いカウンターアタックに成功した。

さらに、マテオ・コヴァチッチ選手のシュートをイブラヒマ・コナテ選手がクロスバーの下でクリアし、アリソン・ベッカー選手がハヴァーツ選手の足元に飛び込んで至近距離からのチャンスを阻止した。

20分過ぎには、リース・ジェームズ選手の低い弾道のシュートがネットに突き刺さったが、コーナキックからの流れで、オフサイドの判定だった。

レッズはヌニェス選手が遠目からシュートを放つが、ケパ選手は2度のシュートストップで防ぐ。

リヴァプールは、ディオゴ・ジョッタ選手、ファビーニョ選手、ゴメス選手の3人が、この状況を打破するために前進するのを阻まれ、前半を優勢な状態で終えた。

ゴメス選手はエリア外からチェルシーのキーパーの反射神経を試し、ファビーニョ選手はしっかりと打たれたハーフボレーが、戻ってきたDFウェズレイ・フォファナ選手の頭でクリアされた。

後半

チェルシーは、コヴァチッチ選手がエリア内からバーを越えるシュートを放つなど、再び前掛かりになる。

その直後の6分、ハヴァーツ選手がゴールを決めたと思われた。

ブルーズのフォワードは、ゴールに向かって低いシュートを放ち、アリソン選手の足に当たってネットに突き刺さる。

しかし、このシュートは、レッズのディフェンスをかわす前に腕に当たったため、VARによって判定され、ノーゴールとなった。

その後、両チームとも得点に絡む攻防が続いたが、決定的な場面を作ることができず、引き分けとなった。