リヴァプールはフラムをアンフィールドで1-0で破り、プレミアリーグ5連勝を記録した。

レッズは39分、イッサ・ディオプ選手がボックス内でダルウィン・ヌニェス選手を倒し、PKをモハメド・サラー選手が豪快に決めて、この試合唯一のゴールを挙げた。

ユルゲン・クロップ監督率いるチームは、さらに得点を広げるチャンスがあった。また、アリソン・ベッカー選手は終盤にカルロス・ヴィニシウス選手をファインセーブで阻み、無敗記録を7試合に伸ばした。

チームニュース

リヴァプールは、日曜日に行われたトッテナム・ホットスパー戦のメンバーから3人を変更した。

ヌニェス選手は攻撃で先発し、ジョーダン・ヘンダーソン選手とコスタス ・ツィミカス選手も戦列に復帰した。ハーヴィー・エリオット選手、コーディ・ガクポ選手、アンディ・ロバートソン選手は、ベンチスタートとなった。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファンダイク、ツィミカス (65分、ロバートソン)、ファビーニョ、ヘンダーソン、ジョーンズ (83分、ミルナー)、ディアス (65分、ガクポ)、サラー(83分、エリオット)、ヌニェス (83分、ジョッタ)

サブ:ケレハー、ゴメス、カルバーニョ、マティプ

前半

プレミアリーグ5連勝を目指すリヴァプールは、積極的なスタートを切った。

3分、右からのヌニェス選手のクロスが、ボックスの外にいたトレント・アレクサンダー=アーノルド選手に渡る。彼は狙いを定めたが、その一撃はルイス・ディアス選手に当たり、大きく外れた。

その後、ディアス選手自身もベルント・レノ選手の守るゴールを狙ったが、枠を外れてしまった。一方、フィルジル・ファンダイク選手は、ハリー・ウィルソン選手の低いボールがヴィニシウス選手に当たってタップインするのを防ぐために、決定的なインターセプトをしなければならなかった。

10分頃、アレクサンダー=アーノルド選手のシュートがレノ選手にセーブされ、さらに低いシュートを放つが、ポストの反対側に外れるなど、2度にわたってゴールを脅かす。

この試合では、ヴィニシウス選手がスペースに飛び込みシュートを放つが、アリソン選手が指先で防いだ。

次に、サラー選手はアレクサンダー=アーノルド選手のパスをエリア内で受け、ディオップ選手を交わし、レノ選手の上をすくったシュートはファーポストの向こう側に落ちたのを見た。

ディアス選手はシュートが相手選手に当たってゴールから外れ、ジョアン・パリーニャ選手のポスト付近でのバックヒールはアリソン選手に防がれ、チームがチャンスを奪い合う展開が続いた。

そして38分、リヴァプールがPKを獲得した。ヌニェス選手は、エリア内でディオップ選手からボールを奪い、DFがクリアしようとしたボールに体を入れて倒れ込んだ。

サラー選手は、レノ選手を越えるシュートを決め、今季29点目を記録し、ハーフタイムにアドバンテージを手にした。

後半

リヴァプールは後半開始早々に2度の好機を演出する。ヘンダーソン選手のスルーパスにヌニェス選手が反応してシュートを放つが枠外。ディアス選手のパスにサラー選手が反応してシュートを放つが枠外だった。

65分、ディアス選手とツィミカス選手に代わってガクポ選手とロバートソン選手が投入され、ガクポ選手はすぐにシュートを放ち、レノ選手に阻まれるなど活躍する。

試合は終盤に差し掛かり、アリソン選手のセーブが光り、フラムのカウンターからヴィニシウス選手が放った至近距離からのシュートを押しとどめ、同点にさせなかった。

アディショナルタイムの終わり、フラムの交代要員のマナー・ソロモン選手とボビー・リード選手が連携するが、後者は10ヤードの距離からシュートを外し、リヴァプールが勝ち点3を獲得し、その勢いを持続させることに成功した。