アンフィールドで行われたプレミアリーグの試合で、リヴァプールはアストン・ヴィラと1-1で引き分け、ロベルト・フィルミーノ選手が後半に同点ゴールを決めた。

前半の半ばにオリー・ワトキンズ選手がPKを失敗すると、27分にはジェイコブ・ラムジー選手がファーポストでフィニッシュし、先制した。

後半開始早々、コーディ・ガクポ選手のシュートがオフサイドで無効になり、レッズは同点に追いつけないかと思われたが、89分、フィルミーノ選手がモハメド・サラー選手のクロスを押し込み、このスタジアムでの最後のゴールを決めた。

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ベンチ入り禁止のためスタンドにいたユルゲン・クロップ監督は、月曜夜のレスター・シティでの勝利に続き、変更なしのメンバー編成だった。

筋肉を痛めていたフィルミーノ選手がベンチに戻り、ジェームズ・ミルナー選手も交代要員として出場し、2人ともクラブでの最後のアンフィールドでの出場を果たすことになる。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファンダイク、ロバートソン (72分、ツィミカス)、ファビーニョ (81分、エリオット)、ジョーンズ (63分、ジョッタ)、ヘンダーソン (72分、ミルナー)、ディアス (72分、フィルミーノ)、サラー、ガクポ

サブ:ケレハー、ゴメス、カルバーニョ、マティプ

前半

リヴァプールは、太陽が降り注ぐアンフィールドで今シーズン最後のホーム戦を行い、フィルミーノ選手、ナビー・ケイタ選手、ミルナー選手、アレックス・オクスレイド=チェンバレン選手の今夏の退団を前に、L4への別れを告げた。

序盤は、フィルジル・ファンダイク選手とワトキンズ選手の頭のぶつかり合いによる遅延、フリーキックの連発と、互いに流れに乗り切れないまま、試合が進んでいく。

そして、ゴール前のアクションが起こった時、それはアウェイチームのものだった。

前半の半ば、ヴィラはカウンターアタックを仕掛け、ワトキンズ選手が左サイドから背後へ走り込み、角度を変えてゴールへ向かうと、イブラヒマ・コナテ選手のチャレンジで倒れた。

審判はスポットを指し、ワトキンズ選手は自らPKを蹴ったが、ボールはサイドシュートでコップ前の右ポストを大きく外れた。

しかし、ウナイ・エメリ監督率いるチームは、その直後にリードを奪う。リヴァプールが完全にラインをクリアできない中、ドウグラス・ルイス選手が右チャンネルからクロスを上げると、ファーポストでラムジー選手がアリソン・ベッカー選手に角度をつけて低い位置でフィニッシュした。

レッズは、ヴィラの2点目を阻止するためにアリソン選手を必要とした。アリソン選手は、ルイス選手の低いフリーキックをエリア内で受けたラムジー選手を、ラインから駆け出して妨害した。

ジョーダン・ヘンダーソン選手のクロスからルイス・ディアス選手がループ状のヘディングを放ち、相手の右ポストを大きく外れた。その後、タイロン・ミングス選手のガクポ選手へのチャレンジは、VARのレビューによりイエローカードのままとなった。

後半

後半開始早々、サラー選手がカーブシュートをエミリアーノ・マルティネス選手のグローブに当てると、ジョン・マッギン選手がボックスの端で放ったシュートをアリソン選手が弾き飛ばした。

55分、リヴァプールはゴール前の混戦からコナテ選手の近距離シュートがブロックされ、ガクポ選手がこぼれ球を押し込んだ。しかし、VARによる判定では、プレーの流れの中で先にオフサイドがあったとして、ゴールが認められなかった。

60分過ぎにディオゴ・ジョッタ選手がベンチから投入され、その後、フィルミーノ選手とミルナー選手がレッズでのキャリア最後のアンフィールドでの試合となるため、さらに投入された。

同点に追いつくために、ガクポ選手は隙を見て、20ヤード先に到着したトレント・アレクサンダー=アーノルド選手にパスを返したが、彼の低いシュートはマルティネス選手に直撃した。

サラー選手からのクロスに、ブラジルの選手が見事に押し込んだ。

アディショナルタイムの10分間は、ホストチームがコップエンドで勝ち越しを狙うが、ヴィラも踏ん張り、2022-23シーズンのアンフィールドでの最後の試合は、引き分けに終わった。