リヴァプールはアウェーでまたもや劇的な逆転劇を演じ、終盤の2ゴールでウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに3-1の勝利を収めた。

土曜日にモリニューで行われたプレミアリーグの試合では、ファン・ヒチャン選手が開始7分にゴールを決め、後半開始早々までリードを保った。

モハメド・サラー選手のアシストからコーディ・ガクポ選手が至近距離でフィニッシュし、レッズが同点に追いつくと、サラー選手はこの日キャプテンとして出場したアンディ・ロバートソン選手をお膳立てし、85分に冷静なシュートを決めた。

さらに、交代出場のハーヴィー・エリオット選手が、アディショナルタイムにポストを直撃するシュートを決め、リヴァプールのリードを一気に広げた。

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ジャレル・クアンサ選手がシニアチームでの試合初先発を果たし、センターバックで起用された。ジョー・ゴメス選手は負傷したトレント・アレクサンダー=アーノルド選手に代わって右サイドバックに入った。

リヴァプール:アリソン、ゴメス、クアンサー (82分、コナテ)、マティプ、ロバートソン、マクアリスター(46分、ディアス)、ジョーンズ、ショボスライ、ジョッタ (56分、ヌニェス)、サラー (93分、フラーフェンベルフ)、ガクポ (56分、エリオット)

サブ:ケレハー、遠藤、ツィミカス、バイチェティッチ

前半

ウルヴスは試合開始早々、7分以内に先制点を挙げた。

ペドロ・ネト選手がドリブルでリヴァプールのペナルティーエリア左に侵入し、逆サイドのポストに向かってクロスを上げると、ヒチャン選手がゴール前で合わせてアリソン・ベッカー選手の脇をすり抜けた。

ウルヴスは右サイドからネト選手に再び同じようなチャンスを作った。ネト選手はゴメス選手のプレッシャーを受けながらバーの上をかすめる。その後、ディオゴ・ジョッタ選手がボックス中央からシュートを放ったが、これは枠を外れた。

ネト選手がカウンターアタックからシュートを放つがこれは枠を外れる。ホストチームはたくさんのチャンスを作り続けた。

実際、ガリー・オニール監督率いるチームは34分にリードを2倍にしてもおかしくなかった。ネト選手はタッチライン際でゴメス選手を抜き、マテウス・クーニャ選手にクロスを上げる。しかし、クーニャ選手が至近距離からヘディングを試みたが目測を誤り、クアンサ選手にクリアされた。

リヴァプールは辛抱強いパスワークで、ロバートソン選手が左サイドを突破。この日のキャプテンはガクポ選手にクロスを上げたが、18番はサイドフットでフルコンタクトすることができなかった。

前半終了間際には、ゴメス選手のクロスからガクポ選手がヘディングシュートを放つが枠外。アディショナルタイムには、サラー選手とドミニク・ショボスライ選手が、ロバートソン選手の送球をジョゼ・サー選手がファンブルした後にシュートを放つがブロックされる。

後半

後半開始早々、クロップ監督はアレクシス・マクアリスター選手に代えてルイス・ディアス選手を投入。そして90秒後、ロバートソン選手のクロスから、コロンビア代表のシュートを放つが枠を外れた。

しかし、レッズは55分に同点に追いつく。

ジョッタ選手がエリア手前で奮闘し、サラー選手にボールを運ぶと、右から左へのクロスシュートがガクポ選手に当たり、数ヤード先でゴールに吸い込まれた。

同点に追いついた後、リヴァプールはすでに2枚替えを用意していた。得点者のガクポ選手とジョッタ選手に代えてエリオット選手とダルウィン・ヌニェス選手を投入した。

ディアス選手とのコンビネーションからボックス内で1対1になったヌニェス選手を、サー選手がライン際から駆け寄って阻止した。リヴァプールが優位に立ち、試合は後半20分を迎えた。

ネウソン・セメード選手のシュートからジョエル・マティプ選手がハンドを犯し、PKを獲得。セメード選手のPKはセーブされ、クアンサ選手が負傷交代した。

レッズには、アウェーで再びセンセーショナルな終盤の逆転劇を演出する時間が残されていた。ロバートソン選手がサラー選手とのワンツーでボックス内に侵入し、サー選手の下にボールを入れて2-1とした。

そして、アディショナルタイム8分、エリオット選手は20ヤードのシュートを放ち、ブエノ選手にディフレクションして右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。また、この試合では、新加入のライアン・フラーフェンベルフ選手が終了間際にデビューを飾った。