モハメド・サラー選手が2ゴールを挙げ、リヴァプールがアンフィールドで行われた243回目のマージーサイド・ダービーで10人のエバートンを2-0で下した。

75分、コップの前で得たPKでレッズは先制し、アディショナルタイムの終了間際にもゴールを決め、インターナショナル・ブレーク明け最初の試合でプレミアリーグでの勝利を確実にした。

エバートンは、ハーフタイム前にアシュリー・ヤング選手が2つの反則で退場となり、後半は1人少ない状態でプレーした。

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ライアン・フラーフェンベル選手がプレミアリーグクラブ初先発を果たし、ユルゲン・クロップ監督は、前回のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で引き分けたメンバーから4人を変更した。

中盤にはアレクシス・マクアリスター選手とドミニク・ショボスライ選手が入り、攻撃陣にはダルウィン・ヌニェス選手に代わってディオゴ・ジョッタ選手が、守備陣にはイブラヒマ・コナテ選手とコスタス・ツィミカス選手が選ばれた。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ(67分、マティプ)、ファンダイク、ツィミカス (61分、ヌニェス)、マクアリスター、ショボスライ、フラーフェンベルフ (61分、エリオット)、サラー、ジョッタ、ディアス (80分、ゴメス)

サブ:ケレハー、クアンサー、スカンロン、マコーネル、遠藤

前半

最初にチャンスを作ったのはエヴァートンだった。ドミニック・カルヴァート=ルーウィン選手のヘディングシュートはアリソン・ベッカー選手に難なく阻まれた。

12分、ルイス・ディアス選手がリヴァプールに先制点をもたらすかと思われたが、ヤング選手のぎりぎりのチャレンジに阻まれた。

ヤング選手は開始早々にコロンビア人選手へのファウルで警告を受け、ハーフタイム8分前にはボックスの外でディアス選手を倒して2枚目のイエローカードを提示された。

しかしレッズは、ポゼッション、シュート数、コーナー数で圧倒していたにもかかわらず、ハーフタイム前に突破口を見出すことはできなかった。

マクアリスター選手、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手、ショボシュライ選手がロングレンジからゴールを狙ったが、得点はなくインターバルを迎えた。

後半

その後、リヴァプールは決定的な場面を作ろうと攻め続けたが、10人のブルーズ相手に明確なチャンスを作るのは難しかった。

クロップ監督は、ツィミカス選手とフラーフェンベル選手に代えて、ハーヴィー・エリオット選手とヌニェス選手を投入した。そして、 残り15分、ディアス選手のクロスをエヴァートンの交代で出場してきたマイケル・キーン選手がハンド。

サラー選手がジョーダン・ピックフォード選手からゴールを奪い、このゴールはサラー選手のリーグ戦キャリア通算200ゴール目となった。

ピックフォード選手のファインセーブでエリオット選手のシュートはクロスバーに弾かれ、アディショナルタイム9分にはジョッタ選手のシュートはニアで枠を外れた。

アディショナルタイム7分、ヌニェス選手のパスを受けたサラー選手がゴール落ち着いてゴールを決め、ダービーでの勝利を確実にした。