ユルゲン・クロップ監督は遠藤航選手の最近のプレーを称賛し、リヴァプールのMFを「これまで会った中で最も勤勉な人間の一人 」と述べた。

この夏に加入した遠藤選手は、レッズのここ5試合、すべての大会で先発出場している。週の半ばに行われたカラバオ・カップのウェストハム・ユナイテッド戦(5-1)では1時間プレーした。

アーセナル戦前の記者会見で、監督は3番のクラブへの適応と、ここ数週間の好調の要因について尋ねられた。

「慣れてきている。ただそれだけだよ」とクロップ監督は答えた。

「我々はもう選手に時間を与えていない。内部的にはそういうものなのだが、我々は3日に1回、あるいはそれ以上の頻度でメディアにこういうことを話しているので、4週間後にはもう、いつ最終的に上手くいくかについて、そんなに長く話しているように感じる。そういうものなんだ」

「私がこのクラブにいる間、適応に時間が必要な選手もいた。そうでない選手もいた。しかし、何人かの選手は時間が必要だった」

「ちなみに、アンディ・ロバートソンは半年間試合に絡めなかった!彼がそれを忘れていると良いけど、それは事実だ。ファビーニョは1人で6番のポジションでプレーすることができなかったから、我々はシステムを変えなければならなかった。その後、彼は簡単にプレーできるようになり、自分のポジションになった」

「少し時間が必要なだけだ。我々はトレーニングで毎日彼を見ているが、彼は私が出会った中で最も勤勉な人間の一人だ。彼が適応できるようになることは明らかだったが、世間にも見てもらえるようになったのは、彼にとっても喜ばしいことだ。なぜなら、彼のパフォーマンスは我々にとってとても助かっている」

「そうだね。ウェストハム戦は本当にいい試合だった。彼はチームに何か違うものを与えてくれる。それは明らかだ。彼はタックルが特徴の選手だ。タックルが趣味の選手がピッチに20人もいるわけではない。彼はそれをやっている」

「それに加えて、パスが本当にうまいし、予測能力も高い。彼はポゼッションにおいて良い位置を取れるようになっている。そんな感じだ。サッカーだし、少し時間がかかることもあるけど、僕にとっては問題ない」