リヴァプールとアーセナルの試合は、土曜日の夕方、アンフィールドで行われたプレミアリーグの上位対決で、1-1の引き分けに終わった。

レッズは開始4分でリードを許す。アーセナルがセットプレーからガブリエル選手が10ヤードの距離からヘディングシュートを決めた。

しかし30分前、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手からのロングパスを右サイドで受けたモハメド・サラー選手が、オレクサンドル・ジンチェン選手をかわしてゴールネットを揺らし、ユルゲン・クロップ監督率いるチームが同点に追いついた。

後半、リヴァプールのカウンターからアレクサンダー=アーノルド選手がバーを叩くなど、ホームチームがチャンスを作ったが、ガナーズが勝ち点1に繋げた。

チームニュース

リヴァプールはミッドウィークのカラバオカップ準々決勝、ウェストハム・ユナイテッド戦から5人の選手を変更した。

ディフェンスにはアレクサンダー=アーノルド選手とイブラヒマ・コナテ選手が戻り、ゴールにはアリソン・ベッカー選手が復帰した。

一方、ルイス・ディアス選手とサラー選手も攻撃陣に復帰し、ライアン・フラーフェンベルフ選手もベンチに名を連ねた。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファンダイク、ツィミカス (35分、ゴメス)、遠藤、ショボスライ、ジョーンズ (67分、フラーフェンベルフ)、ディアス (67分、エリオット)、サラー、ガクポ (67分、ヌニェス)

サブ:ケレハー、クラーク、マコーネル、クアンサ、ブラッドリー

前半

アンフィールドは、熱気に包まれていたが、アーセナルは30秒以内に突破口を開く。

ブカヨ・サカ選手の低いクロスはアリソン選手のグローブですくい取られ、ボックス手前のガブリエル・ジェズス選手のもとへ。しかし、ドミニク・ショボスライ選手がブロックした。

その結果から生まれたコーナーキックから、ガブリエル選手が合わせるがアリソン選手にニアポストで阻まれた。その2分後、マルティン・ウーデゴール選手の左からのフリーキックに反応したアーセナルの6番がヘディングでゴールネットを揺らしたのだ。

ジェズス選手のシュートは枠を外れたが、14分、コーディ・ガクポ選手のフリックもバックポストでサラー選手が受けた。しかし、彼のシュートはサイドネットを揺らした。

リヴァプールは敵のディフェンスにプレッシャーをかけ続けた。ウーデゴール選手が低い弾道のシュートを放ち、アリソン選手のポストを大きく外れた。

そして29分、レッズが同点に追いつく。アレクサンダー=アーノルド選手が60ヤードの崇高なパスを、右サイドを駆け抜けたサラー選手がゴールに繋げた。ジンチェンコ選手をかわしてボックス内に進入し、ダビド・ラヤ選手が止められない力強いゴールを決めた。

レッズは、コスタス・ツィミカス選手がタッチライン際でサカ選手と衝突し、負傷退場となった。ジョー・ゴメス選手が彼に代わって4バックを務めた。

リヴァプールは完全に優位に立ったが、アリソン選手がサカ選手をかわそうとした足元からボールをすくい、ガブリエル・マルティネッリ選手がシュートを放つというピンチに見舞われた。

後半

ホストチームは、後半を開始すると、積極的に攻め、相手のミスを誘った。

後半開始直後、遠藤航選手がウーデゴール選手からボールを奪い、カーティス・ジョーンズ選手に渡す。ジョーンズ選手はサラー選手にパスを出した。しかし、ベン・ホワイト選手がクリアした。

リヴァプールのインテンシティレベルは高かった。次にサラー選手がエリア内を横切るパスをディアス選手にシュートを放つが、7番はプレッシャーの中でわずかに枠を外れた。

そして54分、ディアス選手のフリックパスからゴメス選手がエリア内左へ走り込む。このDFは右サイドに切り返し、ラヤ選手が倒される寸前でカーブをかけたが、わずかに枠を外れた。

1時間頃には、フィルジル・ファンダイク選手のパスをガクポ選手がショボシュライ選手に胸で落とし、ショボスライ選手のシュートは枠を外れた。

67分、クロップ監督は3人の選手を交代させた。ディアス選手が負傷退場し、ガクポ選手、ジョーンズ選手に代えて、ハーヴィー・エリオット選手、フラーフェンベルフ選手、ダルウィン・ヌニェス選手が投入された。

エリオット選手はすぐさまシュートを放ち、ガブリエル選手の手をかすめ、ゴールから2、3ヤード外れた。

72分、アーセナルのコーナーキックからのカウンターで、サラー選手のパスを受けたアレクサンダー=アーノルド選手が12ヤードの強烈なシュートを放つと、クロスバーに当たって弾かれ、頭を抱えた。

ゴメス選手のシュートはラヤ選手のセーブでポストに嫌われ、ヌニェス選手はコーナーキックからヘディングシュートを放つが枠外。

試合は残り10分となったが、レアンドロ・トロサール選手のシュートをコナテ選手がブロック。その後、アーセナルが脅威を見せる中、カイ・ハヴァーツ選手はこぼれ球を大きく枠外に飛ばした。

最後の瞬間は熱狂的だったが、両者を引き離すことはできず、マージーサイドで勝ち点を分け合った。