ユルゲン・クロップ監督は、リヴァプールのヨーロッパリーグ・ベスト16、スパルタ・プラハとのファーストレグに臨む23人のメンバーから、復帰したモハメド・サラー選手を含むメンバーを選出する。

サラー選手は、2週間半前のプレミアリーグのブレントフォード戦での勝利以来、負傷のため欠場していたが、チームと共に練習に復帰し、チェコへ向かった。

クロップ監督率いるレッズは、イギリス時間木曜日の午後5時45分にスタディオン・レトナでキックオフされるファーストレグでチェコの王者と対戦する。

「彼は我々と一緒にいて、2日間トレーニングをした。様子を見なければならない」と、試合前の記者会見で監督は、サラー選手の状態について語った。

「慎重でありたいし、慎重でなければならないが、シーズンの超激戦期には全員が必要だ。彼がどれくらいプレーできるか見てみよう。彼も他の選手もそうなんだ。いずれにせよ、いいニュースだよ」

ドミニク・ショボスライ選手もまた、先週末のノッティンガム・フォレスト戦に後半交代で出場し、再びクロップ監督のプランに入っている。

監督はこう述べた。 「毎日どこかが痛むとか、そういう怪我ではなく、筋肉の怪我にありがちな、適切なトレーニングができなかっただけだ」

「彼のリハビリでは慎重にならなければならなかった。ドムは、2、3週間は完全にチームと一緒にトレーニングできただろう。しかし、メディカルチームのアドバイスはすべてプレーしない方が良いというものだった。なので、我々はそれに従った」

「今、彼は復帰し、数分間プレーし、チームに加わっている。残りはこれからだ」

プラハでのレッズメンバーにはクラブのシニアチームでのデビューが期待されるマテウシュ・ムシャウォフスキ選手もいる。一方で、アドリアン選手も今シーズンのヨーロッパリーグ初出場が期待される。

リヴァプールの長期離脱選手は、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手、アリソン・ベッカー選手、ステファン・バイチェティッチ選手、ベン・ドーク選手、ライアン・フラーフェンベルフ選手、カーティス・ジョーンズ選手、ディオゴ・ジョッタ選手、ジョエル・マティプ選手、チアゴ・アルカンタラ選手である。

一方、スパルタのブライアン・プリスケ監督は、水曜日にメディアの取材に応じ、チームのフィットネスについてポジティブなニュースを報告した。

先週末のスラヴィア・プラハとの引き分けに終わった試合の後、スパルタはフィリプ・パナク選手を含む "数人 "の選手のコンディションをチェックしなければならなかった。

チェコのチームの得点王、ルーカス・ハラスリン選手はその試合で復帰したが、その前の試合は負傷のため欠場していた。

プリスケ監督はすでにレッズ戦の先発メンバーを決め、選手たちに伝えている。

「選手たちはよく準備しているし、いつものように今日(水曜日)にメンバーを決めてきた。「可能な限りベストな方法で準備する必要があると思うので、いつも前日にメンバー表を渡している」

「フィットネス面では、ここ2、3日の間に不安な点がいくつかあっただけでいい感じだ」

「昨日(火曜日)は負荷軽減の日で、選手たちはあまり何もしなかった。なので、フィジカルの面では激しい強度で90分試合する準備ができているはずだ」

ここ数週間、負傷者が続出しているリヴァプールへの対策について、プリスケ監督はこう付け加えた。「誰が先発で出場するのか予想するのは難しい」

「もちろん対戦相手も見ているし、誰が使えるかも見ているが、全体的には対戦するチームのプレースタイルや哲学を選手たちにイメージさせるようにしている。もちろん、高い質をもった選手たちがいるのも承知している」

「しかし、リヴァプールが誰と対戦しようとも、彼らは常に高い質のパフォーマンスを見せるだろう。個人の質も高いが、プレースタイルの質も素晴らしい」

「今シーズンのリヴァプールのプレーは素晴らしい。彼らは多くのゴールを決め、多くのXGを生み出している。それは、すでにプレミアリーグでプレーしている若手選手たちにも通じることだろう」

「リヴァプールと対戦するどのチームも、そして今回の私のチームは間違いなく全力を出し切る必要があるだろう」

前節

ノッティンガム・フォレスト 0-1 リヴァプール (3月2日):ケレハー、ゴメス、ファンダイク、コナテ、ディアス、マクアリスター、ガクポ、エリオット、ロバートソン 、クラーク、ブラッドリー

スパルタ・プラハ 0-0 スラヴィア・プラハ  (3月3日):ヴィンダール・イェンセン、ヴィティック、パナック、クレイチ、プレシアード、カイリネン、ラチ、ラインズ、ビルマンチェヴィッチ、クフタ、ハラスリーン