リヴァプールとマンチェスター・シティは、日曜日のプレミアリーグで1-1引き分けに終わった。

後半5分にアレクシス・マクアリスター選手が決めたPKで、前半24分にジョン・ストーンズ選手が決めた先制点を帳消しにし、この週末を首位と2位でスタートした両チームが勝利を分かち合うことになった。

レッズは後半の大半を相手陣内で過ごし、勝ち越し点を挙げるチャンスもあったが、シティは2度ポストを叩き、激しいテンポで展開された吸収力のある試合は、アンフィールドのリーグ新記録となる59,947人の観客の前で引き分けで終了した。

ユルゲン・クロップ監督率いるチームは得失点差で首位アーセナルを追うことになり、シティとの勝ち点差は1ポイントに縮まった。

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クロップ監督は、5-1で勝利した木曜日のプラハ戦から3選手を変更し、コナー・ブラッドリー選手、ドミニク・ショボスライ選手、フィルジル・ファンダイク選手が先発メンバーに戻った。

イブラヒマ・コナテ選手は負傷で欠場し、モハメド・サラー選手は再びベンチ入りした。

リヴァプール:ケレハー、ゴメス、ファンダイク、ディアス、ショボスライ (61分、サラー選手)、ヌニェス (76分、ガクポ)、マクアリスター、エリオット、クアンサ、ブラッドリー (61分、ロバートソン)

サブ:アドリアン、ツィミカス、クラーク、マコーネル、ナロ、クーマス

前半

電光石火のような雰囲気に包まれたアンフィールドで繰り広げられた最初の10分間は、シティが優位に試合を進めた。

ジュリアン・アルバレス選手のシュートはクィービーン・ケレハー選手が鋭く飛び出し、ケケビン・デ・ブライネ選手の強烈なシュートは掌で弾き返した。

ファンダイク選手のトレードマークともいえるサイドチェンジからブラッドリー選手が右サイドバックから低いクロスを上げると、ダルウィン・ヌニェス選手はわずかに力強すぎるクロスを後方のポストに当てた。

レッズはその後、オフサイドを取られたヌニェス選手が、ルイス・ディアス選手からのクロスをシュートを放つがゴールは認められなかった。プレーの均衡が保たれた矢先、シティはストーンズ選手がニアポストからデ・ブライネ選手のコーナーキックを流し込んだ。

クロップ監督のチームはすぐに失望を振り払い、試合を振り出しに戻そうとした。

この試合では、ハーヴェー・エリオット選手の絶妙なクロスに反応したショボスライ選手がヘディングシュートを放つも枠を外れた。アーリング・ハーランド選手がカウンター攻撃からシュートを放つもケレハー選手にセーブされた。その後、ディアス選手のシュートは惜しくも枠外だった。

カイル・ウォーカー選手とブラッドリーがゴールをお膳立てする好機を逸したまま、息もつかせぬ前半は終了した。

後半

後半開始わずか2分、リヴァプールにPKが与えられる。

ヌニェス選手のスピードにより、ネイサン・アケ選手のバックパスをエデルソン選手の前でインターセプトし、シティのGKが9番と激突。

その後、負傷退場したエデルソン選手が治療を受けたため、長時間の中断が続いたが、マクアリスター選手は冷静さを失わず、ステップアップしてスポットキックをゴール隅に突き刺した。

レッズはホームの大声援を浴びながら、初めて持続的なポゼッションを楽しんでいた。

ディアス選手はヌニェス選手とのワンツーからシュートを放ち、代役のシュテファン・オルテガ選手にセーブされてしまったが、クロップ監督はベンチからサラー選手とアンディ・ロバートソン選手を投入。

サラー選手の最初のプレーはディアス選手への見事なアシストだったが、コロンビア人の選手はサラー選手のスルーパスでゴール前に侵入した後、シュートは大きく枠を外れた。

さらに、ロバートソン選手のクロスにヌニェス選手がスライディングで合わせるも、オルテガ選手はマクアリスター選手の低いカーブシュートを大きく弾き飛ばす。その後、アケ選手のクロスにフォーデン選手が合わせるもケレハー選手がセーブし、クロスバーに当たった。

89分、シティの交代出場のジェレミー・ドク選手がポスト直撃のシュートを放ち、あと一歩のところで勝ち点3を逃したが、リヴァプールはアディショナルタイムに最後の追い上げを見せた。

サラー選手がコーディ・ガクポ選手にクロスを上げる前にオフサイドだったため、エリオット選手のゴールは認められず、レッズはサラー選手とマクアリスター選手がエリア内で倒れたが、2度のPKのアピールが振り払われた。