リヴァプールはオールド・トラッフォードで4-3と劇的敗戦

オールド・トラッフォードで行われた準々決勝は、開始10分にスコット・マクトミネイ選手のシュートが決まり、ホームチームが先制した。

遠藤航選手のゴールがVARによって取り消された後、ハーフタイム前にアレクシス・マクアリスターとモハメド・サラーがゴールを決め、レッズがリードした。

後半ではリヴァプールが再び得点を挙げるかと思われたが、ユナイテッドが、終了3分前に交代出場のアントニー選手がネットを揺らし、延長戦へ進んだ。

105分にハーヴィー・エリオット選手のシュートが相手に当たりゴールになるが、延長戦ハーフタイムの後、マーカス・ラッシュフォード選手が同点弾を決め、ユナイテッドは120分をわずか数秒オーバーしたところでアマド選手が勝ち越しゴールを決めた。

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ユルゲン・クロップ監督は、フィルジル・ファンダイク選手、マクアリスター選手、ルイス・ディアス選手の3人を先発メンバーに加えた。一方、ベンチには怪我から復帰したライアン・フラーフェンベルフ選手が入った。

リヴァプール：ケレハー、ゴメス (101分、ツィミカス)、遠藤、ファンダイク、ディアス (114分、クラーク)、ショボスライ (71分、エリオット)、ヌニェス、マクアリスター、サラー (76分、ガクポ)、ロバートソン(76分、ブラッドリー)、クアンサ

サブ：アドリアン、フラーフェンベルフ、マコーネル、ダンズ

前半

ユナイテッドは素早くトラップから抜け出し、リヴァプールはラッシュフォード選手がボックス手前から放ったカーブのシュートをクィービーン・ケレハー選手が左手でしっかりと捕らえる。

9分、レッズはセンセーショナルな形で得点を奪えそうだった。

ダルウィン・ヌニェス選手が右から左への絶妙なパスをホームのペナルティエリアに入れると、サラー選手がボレーシュートを放つが、ポストをわずかに外れた。

そして、逆にユナイテッドが先制点を奪った。

アレハンドロ・ガルナチョ選手がリヴァプールのエリア内左のスペースに飛び出し、シュートを放つがケレハー選手に押し出される。しかし、そのこぼれ球をマクトミネイ選手が押し込んだ。

アンディ・ロバートソン選手はその直後、レッズのカウンターアタックから高い位置でシュートを放つ前に、至近距離でガルナチョをブロックした。

ドミニク・ショボスライ選手はアンドレ・オナナ選手のセーブを誘う低いシュートを放ち、ケレハー選手はブルーノ・フェルナンデス選手の25ヤードのシュートを弾き出した。

その直後、両GKとも厳しいチャレンジに立ち向かった。ケレハー選手はボックス中央からマクトミネイ選手のサイドシュートを防ぎ、オナナ選手はニアポストでディアス選手を阻んだ。

37分、遠藤選手がサラーとのワンツーからゴール左隅にゴールを決める。しかし、VARの結果、オフサイドの旗が上がり、ゴールは取り消された。

それでもレッズはハーフタイム前に同点に追いつくだけでなく、リードする。

まず、ジャレル・クアンサ選手が深い位置から突進してボックス内でチャンスを作り、ヌニェス選手がマクアリスター選手に冷静なアシストを返す。

前半のアディショナルタイム、リヴァプールが攻勢をかけると、ヌニェス選手がゴール左から放ったシュートはオナナ選手に弾かれ、サラー選手の元へ。エジプト人選手はポストに当てながらゴールを決め、リードした。

後半

マンチェスターでは雨が降り始めたが、試合はこのまま続いた。

ヌニェス選手は右サイドを勢いよく突破し、サイドライン際まで達し、そこから低いクロスを上げるがサイドネットを揺らした。

フェルナンデス選手はレッズのボックス左に侵入し、クアンサ選手のタックルをかわしてゴールを狙ったが、枠を外れた。

ヌニェス選手はサラー選手から受けたボールからシュートを放つが、大きく枠を外れた。その後、オナナ選手はショボスライ選手の低いシュートを弾き出す。

リヴァプールは、ユナイテッドを寄せ付けず、試合を決定づける3点目を狙い続けた。

しかし、エリック・テン・ハーグ監督のチームは87分、アントニーがエリア内でボールに反応し、ゴール右隅にシュートを決めた。

エリオット選手のクロスはポストに弾かれ、ラッシュフォード選手はケレハー選手と1対1になったときにサイドシュートを放ったが、枠を外れた。

延長戦

延長戦に突入すると、ユナイテッドは大事なチャンスを作る。ガルナチョ選手が左サイドのヒールからフリックを放つと、ビクトル・リンデロフ選手が走りこんできたところをとらえ、サイドネットを揺らした。

しかし105分、勢いはレッズに戻る。

サイドからカットインしたコナー・ブラッドリー選手の好守がエリオット選手に渡り、彼の遠目からのシュートがクリスティアン・エリクセン選手に当たって、ゴール左隅に飛び込んで3-2とした。

ケレハー選手はハリー・マグワイア選手のシュートをパンチングで防いだが、リヴァプールがボールを失った後、マクトミネイ選手のパスを受けたラッシュフォード選手に得点された。

同じコンビが役割を変えて再びチャンスを作った。しかし、マクトミネイ選手のシュートは枠を外れた。

試合は延長アディショナルタイムに入り、アマド選手がユナイテッドの反撃を開始し、ケレハー選手の守るゴールへ低いシュートを決め、勝ち越した。