リヴァプールのMF遠藤航選手は、自身のキャリアの軌跡が、同じような夢を持つ人々にインスピレーションを与えることを願っている。

日本代表MF遠藤航選手は、ドイツのVfBシュトゥットガルトに4年間在籍した後、昨夏レッズへの移籍を果たし、子供の頃からの夢を実現させた。

遠藤選手は母国でプロとしての第一歩を踏み出す前に、長い間プレミアリーグ入りを目指していた。

現在31歳で、ユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールのレギュラーとして活躍する遠藤選手は、自分のようにゴールを目指す人たちのロールモデルになりたいと願っている。

「僕のような小さなクラブ出身者がプレミアリーグでプレーすることは、日本のサッカー界にとって大きな意味がある」と、遠藤選手は語った。

「夢ではあったが、リヴァプールのようなチームでプレーするとは思っていなかった」

「具体的なことは何もなく、ただ単純な夢でした。ただ、いつかプレミアリーグでプレーしたいとは思っていたが、今、その夢を実現している自分がいる」

「夢を追いかけ、努力を続け、ここまで来ることができたことを本当に嬉しく思っている。なぜなら、僕の体験談が子供たちの将来に役に立つことを願っているからね」

プレミアリーグの "Greatness comes from Everywhere "シリーズの一環として、遠藤選手はサッカーへの情熱が父親からどのように受け継がれたかを説明した。

「父親がサッカーをしているのをよく見ていたので、その影響もあってプレーするようになった」と、彼は言った。

「Jリーグだけでなく、プレミアリーグの試合もよく見るようになり、いつかプレミアリーグでプレーすることを夢見るようになったんだ」

「自分を信じ、成功への決意が衰えることはなかった」

「父が一番影響を受けたのは間違いない。父は口数は少ないけれど、いつも僕に、自分の頭で考え、自分の決断で行動し、人生の道を自分で選びなさいと言っていたよ」

遠藤選手はレッズで33試合に出場し、先月のカラバオ・カップ優勝や、プレミアリーグとヨーロッパリーグ制覇に向けて貢献した。

遠藤選手は次のように付け加えた。「たとえ、良い結果を残しても、満足はしたくない。プロサッカー選手として、まだまだ上を目指したいからね」