リヴァプールがヨーロッパリーグで勝ち進むためには、セカンドレグで大逆転しなければならない。木曜日にアンフィールドで行なわれた準々決勝ファーストレグは、アタランタが3-0で勝利。

ハーフタイム前にジャンルカ・スカマッカ選手のゴールに加え、後半にはマリオ・パサリッチ選手の一撃もあり、レッズは来週、ベスト4進出を果たすにはかなりの大差をつけられた状態でイタリアに向かうことになる。

ハーヴェー・エリオット選手は0-0の時にポストを叩くシュートを放ち、モハメド・サラー選手はパサリッチ選手の3点目の前にオフサイドの判定でゴールが取り消されたが、リヴァプールは今、スタディオ・ディ・ベルガモでの大反撃が求められている。

チームニュース

ユルゲン・クロップ監督はリヴァプールのスタメンを6人入れ替え、2月以来の先発となるカーティス・ジョーンズ選手を起用した。

一方、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手、ステファン・バイチェティッチ選手、ディオゴ・ジョッタ選手は交代選手として試合当日のメンバーに戻った。

リヴァプール:ケレハー、ゴメス、遠藤 (76分、ジョッタ)、ファンダイク、コナテ、ヌニェス (60分、ディアス)、マクアリスター、ジョーンズ (46分、ショボスライ)、ガクポ、エリオット (46分、サラー)、ツィミカス(46分、ロバートソン)

サブ:アドリアン、フラーフェンベルフ、クラーク、バイチェティッチ、アレクサンダー=アーノルド、クアンサ、ブラッドリー

前半

開始3分、パサリッチ選手の放ったボールが6ヤードの位置で跳ね返り、アタランタが先制する可能性があった。

その後、レッズは良いプレーを見せる。ジョーンズ選手がダルウィン・ヌニェス選手に完璧なスルーパスを送り、9番がGKの頭上を越えるシュートを狙ったが、惜しくも枠を外れた。

さらに、ヌニェス選手がサイドライン際から深いクロスを上げると、ジョーンズ選手がシュートを放つが枠を外れる。その後、アタランタが先制する。ダビデ・ザッパコスタ選手のクロスにスカマッカ選手が合わせ、ケレハー選手の下をすり抜けてゴールネットを揺らした。

リヴァプールはハーフタイムのホイッスルが鳴る前に、テウン・クープマイナー選手のシュートをケレハー選手のファインセーブし、これ以上の失点を防ぐことに成功した。

後半

後半開始と同時に、クロップ監督は3人の選手交代を行なった。アンディ・ロバートソン選手、サラー選手、ドミニク・ショボスライ選手を投入し、リヴァプールのプレーに活力を与えた。

ロバートソン選手は、コーナーキックからフィルジル・ファンダイク選手のヘディングシュートとサラー選手のシュートを演出した。その後、ヌニェス選手がチャンスを作ったが、ファン・ムッソ選手に弾かれて大きく枠を外れた。

ヌニェス選手はコーディ・ガクポ選手のパスを受けてシュートを放つが、これは枠を外れる。その後、ルイス・ディアス選手がベンチから投入される。

しかし、その直後、アタランタがカウンターでレッズに襲いかかる。シャルル・デ・ケテラエレ選手のクロスをスカマッカ選手がゴール。

その直後、ロバートソン選手のパスを受けたサラー選手がゴールを決めたが、これはオフサイドの判定。

さらに、レッズは点差を縮めたかに見えたが、マルテン・デ・ルーン選手がケレハー選手にセーブされた後のこぼれ球をパサリッチ選手に決められ、同点に追いつくのはさらに難しくなった。