今週のはじめ、とあるリヴァプールファンがサプライズを受けた。LFCファウンデーション・プログラムの活動参加についての定期的な通話にレッズのファーストチームのスター選手が登場したのだ。

ベン・プライスさんは、社会的に弱い立場でありホームレス生活を余儀なくされている若者の社会復帰支援を目的としたLFCファウンデーションのエンプロイアビリティ事業のひとつに参加している。このプログラムは、心身の健康増進および重要な生活スキルの提供を目的としている。プログラムは確かにこの23歳の青年に深く、そしてポジティブな影響を与えている。

このプログラムに参加して以来、ベンさんの人生は好転し、理髪師となって最終的には自分のお店を持つという生涯にわたる夢の実現を彼自身も望んでいる。

このウィラル生まれのレッズファンは前回の若年層のホームレス向けプログラムにおいても多くの参加者の髪をカットした。そして次のストリートサッカー・プログラムでも参加者の手助けをするべく協力を申し出たところだった。

彼は恋人との間に1人目の子どもが生まれる予定だが、彼自身は生活支援付きの寮で自主隔離している。コロナウイルスの感染拡大により、ベンさんは社会的孤立に立ち向かうLFC Connectのイニシアチブの恩恵を受けている。この取り組みは、こうした危機的状況の間、LFCのスタッフとボランティアがLFCファウンデーションやRed Neighboursのメンバーと週に1回電話で話を楽しむというものだ。

ベンさんは、プログラムで一緒に働いたすべての人から高く評価されており、今回、LFCファウンデーション・チームがその前向きな姿勢や熱意、そして彼のこれまでの事情から、このサプライズにぴったりだと考えた。

彼がLFCTVのプレゼンターであるピーター・マクドウォール氏にビデオ通話をかけたとき、フィルジル・ファンダイク選手も2人の会話に参加し彼を驚かせた。

このセンターバックはベンさんと、彼のこれまでの話や希望・夢、そして近い将来ベンさんが父親になることについての話をした。

以下の動画から2人の会話をご覧ください。