火曜日のアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグの試合に、ユルゲン・クロップ監督のチームはほぼ完璧な布陣で臨む予定である。

21名のリヴァプールの招集メンバーは、スペインのエスタディオ・メトロポリターノで行われるラウンド16の試合に先立ち、月曜日の夜にスペインに到着した。

そして、クロップ監督は先週末のノリッジ・シティ戦に出場した全ての選手について新たな怪我がないことを明らかにした。

チームのフィットネス情報を尋ねられた監督はLiverpool.comに次のように答えている。「良い。前と同じ状況だ。全員が招集可能で試合にも出られる」 

これにより、レッズのトップチームにいる選手の中での負傷者は、ジェルダン・シャチリ選手(ふくらはぎ)とナサニエル・クライン選手(膝)だけとなった。

一方、招集メンバーを選ぶにあたって、クロップ監督はキャロウ・ロードでの勝利からマドリード戦までのわずか3日間のギャップを考慮しないようだ。

彼はこのように続けた。「(ノリッジとアトレティコのシステムに関しては)共通点があるので、ノリッジの試合は、この試合に向けての準備としては非常に良かった。しかし、アトレティコはフィジカルの強いチームで、チームとしてすごく組織化されている。さらにカウンターアタックも素晴らしくて、個々のクオリティーも高いうえにセットプレーも強い」

「大きく変えることはなく、ただやるべきことをするだけだよ。そういったやりかたがチームにも合っている。ありがたいことに、私たちはそうした戦い方に慣れているから、本当に楽しみにしている」

一方のアトレティコは、11月から背中の怪我で戦線離脱していたストライカーのジエゴ・コスタ選手が復帰したことにより、勢いを取り戻すだろう。

「彼はうまくなっている。私たちもそのことについて話したよ」とディエゴ・シメオネ監督は月曜の夕方の記者会見で語った。「彼は多くの熱意を持ってトレーニングをしていて、19人の招集メンバーにも入り、明日のために集中している」

ホセ・ヒメネス選手も筋肉系の怪我から復帰し、金曜日の夜に2-2で引き分けたバレンシア戦ではベンチに入った。

しかし、ジョアン・フェリックス選手は、キーラン・トリッピアー選手エクトル・エレーラ選手同様にメンバーには入らなかった。

シメオネ監督は今回の対戦について次のように続けた。「私たちは今このステージに進出し、目の前にはかなり厳しい相手がいる」

「スタジアムは熱狂的なピッチになるだろう。次戦のアンフィールドのようにね。スタジアムは私たちを後押ししてくれるが、唯一重要なことはピッチで何が起こるかだ」

「試合が始まれば何でも起こり得る。私は楽観的に考えて、チームが素晴らしいプレーをすることを望むよ」

前回の試合

バレンシア 2-2 アトレティコ・マドリード(2月14日):オブラク、アリアス、サヴィッチ、フェリペ、ロディ、パルティ、コケ、ジョレンテ、サウール、ビトーロ、コレア

ノリッジ・シティ 0-1 リヴァプール(2月15日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、ゴメス、ファンダイク、ロバートソン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、ケイタ、オックスレイド=チェンバレン、サラー、フィルミーノ