リヴァプールの素晴らしく万能なパフォーマンスから再び忙しい2月が始まった。

リヴァプールはアンフィールドでサウサンプトンを4ゴール差で下し、プレミアリーグ2位との勝ち点差を22に広げた。 

この試合でロベルト・フィルミーノ選手は、自身は得点を記録することはできなかったものの、3つの絶妙なアシストでマン・オブ・ザ・マッチを獲得した。

トップチームがプレミアリーグのシーズン中盤の冬季休暇期間に入ったため、代わりにニール・クロッチリー監督がFAカップ4回戦の再試合となるシュルーズベリー・タウン戦に挑む若い選手たちを率いた。

この試合のスターティングイレブンの平均年齢は19歳102日となり、クロッチリー監督はクラブの歴史上最も若いチームで試合に臨んだ。

チケットが完売したこのアンフィールドでの試合に訪れた観客を前に、若きレッズは恐れ知らずのプレーを披露し、相手のロ・ショーン・ウィリアムズ選手のオウンゴールでリーグ1のクラブを撃破した。

「リヴァプールらしいプレーができた。選手たちを誇りに思うよ」と試合後にクロッチリー監督は話した。

リーグ戦が再開され、リヴァプールはアウェイでノリッジ・シティと対戦した。緊迫した試合は途中出場のサディオ・マネ選手が試合時間残り12分でゴールをあげたことで決着がつき、レッズは2位との勝ち点差を25に広げた。

チャンピオンズリーグの試合日が訪れ、クロップ監督のチームは感情が高ぶる舞台に戻ってきた。しかし、会場は2019年に大会制覇の地となったエスタディオ・メトロポリターノだったが、今回は喜べない遠征となった。

アトレティコ・マドリードがサウール・ニゲス選手の早い時間帯での先制ゴールでファーストレグを1-0とし、ベスト16での先勝をあげた。

それでもリヴァプールは次の試合ですぐに連勝のリズムを取り戻した。劇的な形ではあったものの、イングランドトップリーグの記録である18連勝に肩を並べることになる。

アンフィールドでジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が先制点を奪うも、ウェストハム・ユナイテッドに2-1と一度は逆転される。しかし、ホームチームも反撃し、モハメド・サラー選手が再び試合を振り出しに戻すと、81分にマネ選手が決勝ゴールをあげた。

マンチェスター・シティの連勝記録に並んだことについて、クロップ監督は「シティの持つこの記録が他のチームに並ばれたり破られたりするかもしれないとは、思ってもみなかった。我々はこの記録に追いつき、正直なところ信じられない」と語った。

しかしその次の週末、ワトフォード相手にヴィカレッジ・ロードで3-0という結果に終わり、レッズは今季初のリーグ戦黒星を喫した。そのため連勝記録は止まってしまった。

スタンダードチャータード月間最優秀選手:トレント・アレクサンダー=アーノルド選手

ゴール・オブ・ザ・マンス:サウサンプトン戦でのモハメド・サラー選手