ユルゲン・クロップ監督は、チアゴ・アルカンタラ選手のフィットネスに関する最新情報を明かした。

レッズのミッドフィルダーは、10月17日のエヴァートンとの試合中に膝を負傷した影響で、それ以降のリヴァプールの試合に出場していない。

クロップ監督は、チアゴ選手が順調に復帰に向かっているとしたが、あと数週間は彼の出番はないとみている。

監督はAFCアヤックス戦前の記者会見で次のように話した。「チアゴについてもう少し詳細を話さないといけない」

「あの日のエヴァートン戦で、チアゴはボールを拾いにいった際に負傷した。その試合ではもうひとつの(フィルジル・ファンダイク選手の)ひどい怪我もあった。精密検査の結果は悪いものであったが、骨折や靭帯等の裂傷がなかったという意味では不幸中の幸いでもあった」

「しかし、我々が現在認識していることはというと、膝に大きな影響があったことに変わりはない。問題なのは、あのような状況にあっても断裂も骨折もしていないがために、誰もが『数日経てば大丈夫だろう』と思っていることだ。脚への影響はとても大きく、まだ大丈夫と言える状態ではない」

「それほど重い怪我ではないし、彼もときどきトレーニングを行っている。だからといってすぐに復帰するということではない。まだいくつかの段階を踏まなければならないからね。チアゴがいつ出場できる状態になるかははっきりとは言えないが、数週間はかかるだろう」