リヴァプールは現地時間木曜日の夜、ホームでのプレミアリーグでバーンリーに1-0の敗戦を喫した。

レッズは83分に決められたアシュリー・バーンズ選手のPKにより黒星を喫した。リヴァプールがアンフィールドでのリーグ戦で敗れるのは2017年4月以来で、ホーム戦無敗のクラブ記録は68試合で途切れた。

前半終盤にディヴォック・オリギ選手が先制点を奪いかけたが、シュートはクロスバーに嫌われてしまった。

ポール保持し、相手のGKニック・ポープ選手にも多くのシュートを浴びせたものの、ユルゲン・クロップ監督のチームはゴールを割ることができなかった。

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ジョエル・マティプ選手が試合に復帰し、コンディションの問題でメンバー外となったジョーダン・ヘンダーソン選手に代わって中央のポジションに入った。

また、アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手とディヴォック・オリギ選手が先発で起用され、モハメド・サラー選手とロベルト・フィルミーノ選手はベンチスタートとなった。

前半

レッズは幸先の良いスタートを切り、7分には先制のチャンスを迎えた。しかし、コーナーからのサディオ・マネ選手のヘディングシュートはドワイト・マクニール選手にブロックされてしまった。

一方のバーンリーにも最初の得点機が訪れるが、GKアリソン・ベッカー選手が素早い判断でそれを防いだ。背番号1は、クリス・ウッド選手へのクロスボールを一度はファンブルしてしまうも、すぐにバーンズ選手のシュートを至近距離でセーブした。

リヴァプールが前半戦の主導権を握るなか、ジェルダン・シャチリ選手がやや距離のある位置から力強いシュートでゴールを狙ったが、枠をとらえられなかった。

その後、ホスト側は立て続けに2本のシュートでポープ選手の守るゴールを狙う。オックスレイド=チェンバレン選手のシュートはバーンリーのストッパーの正面に飛び、オリギ選手のシュートもゴールキーパーにセーブされてしまった。

前半30分過ぎにも、マネ選手が起点のカウンターから最後はオリギ選手がシュートを放ったものの、ポープ選手におさえられてしまった。

39分には、アンディ・ロバートソン選手が左サイドを崩し、強烈なシュートでゴールを狙ったが、ここもポープ選手のグローブ正面へと飛んでしまった。

前半残り2分のところで前半戦最大のチャンスが訪れる。ベン・ミー選手のミスを見逃さなかったオリギ選手がボールを奪うと、そのままドリブルでゴールへ持ち上がる。このストライカーは、右足インサイドでゴール右上の隅を狙ったが、ボールはクロスバーに当たり、そのまま相手ボールになってしまった。

後半

後半も前半と同じような展開が続いた。トレント・アレクサンダー=アーノルド選手の狙いすましたシュートはポープ選手におさえられてしまった。

57分にはサラー選手とフィルミーノ選手が投入されると、サラー選手がすぐにインパクトを残す。

アリソン選手からボールを受けたジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が、バーンリーのペナルティエリアへとボールを運ぶ。この背番号5は、サラー選手にボールを流すと、サラー選手はニアポスト側にシュートを打ったが、ここもポープ選手に防がれてしまった。

ヨハン・グズムンズソン選手にゴールに迫られた一方で、ロバートソン選手からのパスをゴール前で受けたフィルミーノ選手はゴールを狙ったが、うまく合わせることができずにシュートは枠を大きく外れた。

その後、試合の均衡が破れる。アリソン選手がペナルティエリア内でバーンズ選手を倒したと判定されてしまい、このバーンリーのFWにPKを決められてしまった。

その後もリヴァプールは同点ゴールを目指し、フィルミーノ選手がアレクサンダー=アーノルド選手のシュートをフリックしてゴールを狙ったが、枠内には飛ばなかった。