リヴァプールは、土曜日の午後にアンフィールドで行われたサウサンプトン戦に4-0で勝利し、プレミアリーグの順位を2位に上げた。

ディオゴ・ジョッタ選手の至近距離からの2ゴールでレッズがリードし、チアゴ・アルカンタラ選手の相手に当たって入った追加点でハーフタイム前にさらにリードを広げた。

後半の早い段階では、フィルジル・ファンダイク選手が古巣相手に4点目を決め、アンフィールドでの1週間で3度目の勝利に華を添えた。

この力強い結果により、日曜日の試合を前に、ユルゲン・クロップ監督のチームは首位チェルシーに1ポイント差まで迫った。

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クロップ監督は、ミッドウィークでFCポルトに勝利した先発メンバーから6名の変更を行なった。トレント・アレクサンダー=アーノルド選手、ファンダイク選手、アンディ・ロバートソン選手、ファビーニョ選手、ジョーダン・ヘンダーソン選手、そしてジョッタ選手が先発した。

リヴァプール先発:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン(ミルナー、67分)、チアゴ(オックスレイド=チェンバレン、59分)、マネ、サラー、ジョッタ(南野、80分)

サブ:ケレハー、ツィミカス、オリギ、マティプ、ウィリアムズ、モートン

前半

この日は寒さが厳しかったが、リヴァプールは試合開始2分で先制点を奪い、好調なスタートを切った。

ジョッタ選手は、サウサンプトンのディフェンスの隙を突いてボールをボックス内に運んだ後、貴重なチャンスを逃したが、同じミスを繰り返さなかった。

左サイドのタッチラインでサディオ・マネ選手とロバートソン選手が巧妙なパス交換でチャンスを作り出した。マネ選手がヤン・ベドナレク選手の股を抜くパスを出し、ロバートソン選手がエリア内でそのボールを受けた。

ディフェンダーの選手は、クロスをゴール前に上げ、アレックス・マッカーシー選手を交わしてシュートを押し込んだ。

セインツのキャプテンがチアゴ選手にプレスをかけ、バックパスのミスを誘発し、ジェイムズ・ウォード=プラウズ選手がそのボールに向かうが、アリソン・ベッカー選手がゴールラインから飛び出してセーブする必要があった。

12分にロバートソン選手が放ったフリーキックにマネ選手がヘディングで合わせ決めるが、オフサイドの判定となった。その後、モハメド・サラー選手は、ボックスの右サイドでモハメド・サリス選手を振り切った後にカーブシュートを放つが、ポストの2、3ヤード外側に外れた。

レッズは前半の半ばに再びアリソン選手に救われた。アレクサンダー=アーノルド選手のスローインをカットし、イブラヒマ・コナテ選手を置き去りにしたアルマンド・ブロヤ選手がゴール前に抜け出すが、ゴールキーパーがそのチャンスを阻止した。

しかし、前半の最後に意味のある行動を取ったのは、顕著な得点記録を伸ばしたホストチームだった。

まず32分、サラー選手がヘンダーソン選手とのパス交換から右サイドのスペースに抜け出し、そこから背番号11番の選手が逆サイドのポストへアシストのパスを送り、ジョッタが再びシュートを決めた。

これにより、クロップ監督率いるチームは、17試合連続で2得点以上を記録し、1927年のサンダーランド以来、イングランドのトップリーグのチームとして初めての快挙を成し遂げた。

そして、ハーフタイムの7分前には事態がさらに好転した。セインツがボールをしっかりとクリアできず、チアゴ選手がそのボールを拾い、ベドナレク選手を交わしてシュートを放ったが、リャンコの体に当たりゴールネットを揺らすことができた。

後半

リヴァプールは、後半の駆け引きの中で一向に気を緩める気配はなかった。マッカーシー選手はすぐに、エリア左からマネ選手が放った危険なカーリングシュートを体を張って阻止した。

しかし、その結果から得たコーナーキックから、元セインツの選手がレッズの4 点目を決めた。アレクサンダー=アーノルド選手が蹴ったコーナキックをファンダイク選手が低い弾道でとらえ、マッカーシー選手は止めることができなかった。

しかし、サウサンプトンはカウンター攻撃でチャンスを作り、アダム・アームストロング選手が途中交代してきたネイサン・テラ選手のクロスをボックス内で受け、シュートを放ったが、コナテ選手がブロックし、再び押し込もうとするがアリソン選手が阻止した。

クロップ監督は、試合時間が60分ほど経った地点で中盤を変更し、チアゴ選手に代えてアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手、ヘンダーソン選手に代えてジェームズ・ミルナー選手を投入した。

時間が経つにつれ着実にテンポが落ちていったが、ジョッタ選手はハットトリックのチャンスを逃した。ロバートソン選手のクロスを6ヤードラインで受け、シュートを放つがゴールにならなかった。

しかし、リヴァプールはすでに勝利を確定させるには十分すぎるほどの結果を残しており、アーセナル、ポルト、セインツを無失点に押させた勢いで、来週のグディソン・パークへ向かう。

入場者数:53040人