ユルゲン・クロップ監督は、FAカップ4回戦でカーディフ・シティと対戦する際のメンバー選考にあたり、いくつかの決断を迫られているようだ。

先日加入したルイス・ディアス選手は、すでにマージーサイドに到着しており、金曜日の午後には個人練習を行っている。

さらに、この背番号23が日曜日にアンフィールドで行われるチャンピオンシップ所属のカーディフとの試合に出場する可能性も出てきた。

「もし彼が昨日(木曜日)のうちにここに到着していて、少しトレーニングができていたなら、間違いなく(出場の可能性を)考えていただろう。今はわからない」とクロップ監督は話した。

「様子を見よう。私も楽しみだから『ノー』とは言わないよ。満員のアンフィールドで数分でも見られたら良いね。だが、まずは様子を見よう」

ハーベイ・エリオット選手が9月以来となるレッズのメンバーに選ばれることは間違いないだろうが、この18歳が試合に復帰してどれくらいプレーするかは指揮官の判断次第になりそうだ。

「彼の状態は良く、今はチーム練習に参加しているが、何が彼にとって正しいのか、つまり先発するのが正しいのか、それとも途中出場するのが正しいのか、それを見極めなければならない」と監督は説明した。

チアゴ・アルカンタラ選手の臀部の負傷はすでに完治しているが、先日から胸部の感染症を患っており、試合前に検査を受けることになる。

ディボック・オリギ選手は、木曜日にチーム練習に復帰した。「とてもいい状態に見えたが、久しぶりのフルでのチーム練習だったために、ここから調子を上げていかなければならない」とクロップ監督は話した。

ナビ・ケイタ選手はアフリカネイションズカップからチームに戻っているが、サディオ・マネ選手モハメド・サラー選手はまだカメルーンに残っており、日曜日の決勝戦を控えている。

カーディフのスティーブ・モリソン監督もまた、アンフィールドへの遠征を前に、メンバー選考に頭を悩ませているようだ。

キャプテンのショーン・モリソン選手と今大会に出場できないアルフィー・ドーティ選手は、ミッドウィークのバーンズリー戦で負傷し、現在は診断結果を待っている状態である。

「アルフィーはスキャンを受けたが、写真で見る限りあまり良くはない。ただ、(出場できることに)あまり期待はしていない。ショーンは今夜スキャンを受ける」とモリソン監督は木曜日の午後に記者団に説明した。

ジョー・ロールズ選手は水曜日に行われた試合を欠場しており、カーティス・ネルソン選手もしばらく戦線を離脱しており、モリソン監督は、記者会見の時点で2人の出場可能性はわからないとした。

ウチェ・イクペアズ選手コディ・ドラメ選手も今大会に出場できない。「いずれにせよ、私はメンバー変更をするつもりだったが、いずれにせよ、彼らは半強制的に出られない」とモリソン監督は話した。

「ウチェとコーディがカップ戦で出場停止だが、この6か月間、このサッカークラブの監督を務めてきたなかで、最下位から脱出しようとしてきた若手選手たちにとってはとても良い機会となる」

「彼らの中には、アンフィールドでプレーする機会をこの先一度も得ることができない選手もいるだろう。『実は、ここでずっとフットボールをしたい』という特別な気持ちに駆られるかもしれないね」

「素晴らしい日になるだろう。楽しみだ」

直近の試合

クリスタル・パレス 1-3 リヴァプール(1月23日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン、ジョーンズ、オックスレイド=チェンバレン、ジョッタ、フィルミーノ

バーンズリー 0-1 カーディフ・シティ(2月2日):スミシーズ、ドラメー、ン、モリソン、マクギネス、ダウティー、ウィントル、ドイル、ヴォークス、ハギル、ワターズ