リヴァプールFCは、モハメド・サラー選手がクラブと新たな長期契約を締結したことを嬉しく思っている。

ユルゲン・クロップ監督の国内カップ戦ダブル優勝に貢献し、2021-22シーズンのFWAフットボーラー・オブ・ザ・イヤーおよびPFAプレイヤーズ・オブ・ザ・イヤーに選ばれたフォワードの選手は、金曜日に契約にサインし、レッズに将来を誓った。

5年間在籍してきたサラー選手は、これまで254試合に出場し156ゴールという素晴らしい結果を残してきたアンフィールドでの滞在を延長することになった。

11番はLiverpoolfc.comにこう語った。「クラブでトロフィーを獲得できることに興奮している。みんなにとって幸せな日だ」

「更新には少し時間がかかると思うが、今はすべてが終わったので、次のことに集中するのみだ」

「この5、6年の間に、チームは常に上へ向かっていたことがわかると思う。昨シーズンは4冠を狙っていたが、残念ながらシーズン最終週に2つのトロフィーを失った」

「すべてを賭けて戦うには、いい位置にいると思う。新加入選手もいるからね。ハードワークを続け、良いビジョンを持ち、ポジティブに、再びすべてを目指すだけだ」

リヴァプールは2017年6月にASローマからサラー選手を獲得し、エジプト人選手はデビューシーズンに全コンペティションを通じて44ゴールを記録し、すぐにインパクトを与えた。

そのうち32点がプレミアリーグでの得点で、38試合での最多得点記録を樹立した。

この活躍により、3つのゴールデンブーツのうちの1つを獲得しただけでなく、FWAフットボーラー・オブ・ザ・イヤー、PFAプレイヤーズ・オブ・ザ・イヤー、プレミアリーグプレイヤー・オブ・ザ・シーズンの受賞を果たしたのだ。

キエフで行われたレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝では、個人的にもチームとしても失意のうちに終わったが、レッズに貢献した。

それでもサラー選手は、翌年のプレミアリーグ優勝を目指すクロップ監督率いるチームにとって不可欠な存在であり、チームは勝ち点97を挙げ、シーズン中一度だけ敗戦を喫しただけであった。

最終的に1点差で優勝を逃したものの、リヴァプールはマドリードのチャンピオンズリーグ決勝でトッテナム・ホットスパーを破り、サラー選手がペナルティエリアから先制点を決めて、6度目の欧州カップを手に入れた。

そして、COVID-19の流行で中断された翌年、レッズはプレミアリーグで勝ち点99を獲得し、30年ぶりにリーグ優勝を果たし、その年のUEFAスーパーカップとFIFAクラブワールドカップを制した。

クロップ監督率いるチームは、2020-21シーズン、試合の多くが非公開で行われ、苦しい日々を送った。しかし、サラー選手は全コンペティションで31得点を挙げ、3位入賞に不可欠な存在となった。

昨シーズンも31ゴールをマークし、リヴァプールの国内カップ戦ダブル優勝に貢献し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでも惜しくも敗れた。その活躍が認められ、再びFWA賞とPFA賞の両賞を受賞し、また、ゴールデンブーツに加え、プレミアリーグのプレーメーカー賞(最多アシスト賞)を受賞した。

先月誕生日を迎えた30歳の選手は、現在リヴァプールの歴代得点王ランキングで9位につけている。今回の契約は、クロップ監督が今後さらにタイトル獲得を目指す上で、自身をさらに高める機会となる。

サラー選手は次のように付け加えた。「ファンへのメッセージは、チームの選手たちは来シーズン、すべてのトロフィーを獲得するためにベストを尽くしたいということだ」

「いつも通り、我々の後ろにいて、大きな後押しをしてくれて、きっとまた一緒にトロフィーを獲ることができると思う」