レッズはアーセナルを相手に反撃し、ロベルト・フィルミーノ選手のヘディングで勝ち点1を確保
リヴァプールは2点差から挽回し、日曜にアンフィールドで行われたプレミアリーグの対戦でアーセナルと2-2の引き分けに持ち込んだ。
8分、ブカヨ・サカ選手のカウンターからガブリエウ・マルティネッリ選手が押し込み、先制した。
その後、ガブリエル・ジェズス選手が30分頃にヘディングで2点目を決めたが、前半終了前にモハメド・サラー選手が至近距離からシュートを決めて、点差を縮めた。
サラー選手がPKを外したが、レッズは同点に追いつくためにプレッシャーをかけ続けた。
トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がエリア内に飛び込んでクロスを上げ、ロベルト・フィルミーノ選手が頭で合わせたのだ。
チームニュース
リヴァプールのチームシートには、ミッドウィークにチェルシーと引き分けたときから5人の変更があった。
アレクサンダー=アーノルド選手、アンディ・ロバートソン選手、フィルジル・ファンダイク選手が守備に戻り、コーディ・ガクポ選手とサラー選手が攻撃に復帰した。
怪我から回復したチアゴ・アルカンタラ選手は、ベンチ入りした。
リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ (78分、フィルミーノ)、ヘンダーソン、ジョーンズ (60分、チアゴ)、ジョッタ (60分、ヌニェス)、サラー、ガクポ
サブ:ケレハー、ゴメス、ミルナー、エリオット、ツィミカス、マティプ
前半
キックオフに先立ち、アンフィールドでは、ヒルズバラ悲劇から34周年を前に、ヒルズバラ事件で亡くなった97人の子供、女性、男性に敬意を表した。
試合が開始すると、アーセナルがチャンスを作った。マルティネッリ選手がエリア内に侵入し、グラニト・ジャカ選手がクロスを上げたが、イブラヒマ・コナテ選手にはじかれた。
一方、ガクポ選手の右へのシフトとボックス内からのシュートは、アーロン・ラムズデール選手がクロスバーの上へクリアした。
しかし8分、アーセナルは右サイドからのカウンターでマルティネッリ選手がロバートソン選手に競り勝ち、マルティン・ウーデゴール選手のパスがファンダイク選手に当たって外れたところをアリソン・ベッカー選手につま先で決められ、リードされる。
リヴァプールのGKは、オレクサンドル・ジンチェンコ選手のカーブのあるシュートをポストに当て、ガナーズはこの試合での支配を強めようとした。
しかし、レッズは20分後に同点に追いつく絶好のチャンスを迎える。ファビーニョ選手が浮き球のパスを出し、ロバートソン選手がエリア内に走り込む。ロバートソン選手はタッチした後にシュートを放つが、惜しくもファーポストから外れる。
さらに、アレクサンダー=アーノルド選手のクロスをディオゴ・ジョッタ選手がヘディングするのを、ロブ・ホールディング選手がインターセプトして阻止した。
しかし、アーセナルは30分も経たないうちにマルティネッリ選手のクロスからジェズス選手がヘディングで決め、リードを広げた。
リヴァプールは、ジョーダン・ヘンダーソン選手がサラー選手をエリア内に走らせ、1点を返そうとしたが、サラー選手は圧力を受けながらニアポストをかすめるように外す。
ホームチームは得点を生み出す。ヘンダーソン選手がジョッタ選手の低いクロスをゴール前で折り返そうとしたところ、6ヤードのボックス内でエジプト人に当たってしまい、サラー選手が至近距離から叩き込んだのである。
さらに、アディショナルタイムには、アレクサンダー=アーノルド選手のクロスをジョッタ選手がニアポストで弾き、ヘンダーソン選手がシュートを放つが、クロスバーを越える。
後半
リヴァプールは、後半7分、コーナーでホールディング選手がジョッタ選手を倒し、ペナルティキックを獲得したのである。
サラー選手がキッカーを務めるが、低い弾道のシュートは左のポストを大きく外れた。
ロバートソン選手のクロスをホールディング選手が弾き、背番号11番の選手は再びシュートを放つが、アーセナルGKが至近距離でセーブした。
試合が1時間経過したところで、ジョッタ選手とカーティス・ジョーンズ選手に代えて、チアゴ選手とダルウィン・ヌニェス選手がベンチから投入された。
アリソン選手は、マルティネッリ選手のセンタリングからサカ選手が飛び込むのを阻止し、ウーデゴール選手のシュートを空中で弾き飛ばすなどピンチを凌いだ。
残り12分、ファビーニョ選手に代わってフィルミーノ選手が投入され、リヴァプールが再び好機を刻む。
この時、ヌニェス選手はサラー選手のパスに反応したが、ラムズデール選手が足元でセーブして阻止した。
しかし87分、ついに同点弾が決まる。ヘンダーソン選手がアレクサンダー=アーノルド選手にパスを出し、ジンチェンコ選手をかわして中央でボールを立ち上げ、フィルミーノ選手が頭で合わせた。
アディショナルタイム6分、アレクサンダー=アーノルド選手がボックス手前からシュートを放つと、サラー選手がボックスの内側からシュートを放ち、勝ち越しの望みをつないだ。
その後、ラムズデール選手の指先に阻まれ、コーナーキックからコナテ選手がシュートを放つが、ゴールライン上でクリアされるなど、激しい攻防が続いたが、アーセナルは勝ち点1を獲得した。