土曜日の午後、セルハースト・パークで行われたアディショナルタイム1分に、ハーヴィー・エリオット選手がゴールを決め、リヴァプールはクリスタル・パレスに2-1で勝利した。

レッズは、モハメド・サラー選手のレッズ通算200ゴール目と、エリオット選手の終盤の一撃で、ロンドンでの勝利を手にした。

途中出場のジャン=フィリップ・マテタ選手がペナルティキックを決め先制するが、ジョーダン アイェウ選手が2つの反則でレッドカードを受けた。

サラー選手はホームのFWが退場した1分後の75分にゴールを決め、交代出場のエリオット選手はアディショナルタイムに遠目からの見事なゴールで勝利を決定づけた。

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アリソン・ベッカー選手は、リヴァプールが5人変更したうちの1人として、怪我から復帰した。

そのほか、コスタス ・ツィミカス選手とジャレル・クアンサ選手がディフェンスに入り、ライアン・フラーフェンベルフ選手が中盤で起用され、ダルウィン・ヌニェス選手が攻撃に復帰した。

リヴァプール:アリソン、アレクサンダー=アーノルド、クアンサ(57分、コナテ)、ファンダイク、ツィミカス、遠藤 (46分、ゴメス)、ショボスライ (74分、ジョーンズ)、フラーフェンベルフ (57分、ガクポ)、ディアス、サラー、ヌニェス (74分、エリオット)

サブ:ケレハー、ドーク、マコーネル、ブラッドリー

前半

序盤の攻防は、レッズが遠目からのシュートを放つにとどまり、互いにボールを支配する展開となった。

リヴァプールは、優勢に試合を進める。ルイス・ディアス選手とドミニク・ショボスライ選手がゴールを阻まれ、サラー選手がホームディフェンスの背後を突き、ゴール寸前まで迫ったもののゴールにならず。

レッズのゴール前では、クアンサ選手が立て続けに2度クリア。パレスは外から中へのクロスで攻撃する。

試合は30分、アリソン選手がへフェルソン・レルマ選手から至近距離で見事なセーブを見せ、息を吹き返した。

背番号1番が相手選手のシュートをクリアし、ルーズボールをトレント・アレクサンダー=アーノルド選手がクリアした。

パレスはPKを獲得する。オドソンヌ エドゥアルド選手の前方への飛び出しと、フィルジル・ファンダイク選手のタックルがこのPKにつながった。しかし、遠藤航選手がビルドアップの際にウィル・ヒューズ選手に倒されたため、VARによって判定は覆った。

ハーフタイムを前に、ショボスライ選手はエリア内からのシュートを放つが、バーの上にそれる。

後半

ヌニェス選手はディアス選手のシュートをヘディングで狙うが、惜しくもポストの枠外。この流れはオフサイドの判定だった。

60分、クアンサ選手が交代出場のマテタ選手にファウルを犯したとVARに判定されたのだ。

相手フォワード選手は、アリソン選手が守るゴールに12ヤードの距離から振り切り、先制した。

リヴァプールは多くの選手を代えて対応したが、そのうちの一人、エリオット選手がこの試合の大事件に巻き込まれた。アイェウ選手がMFを倒して2枚目のイエローカードをもらってしまった。

その2分後、カーティス・ジョーンズ選手の折り返しをボックス内でサラー選手がゴールに押し込み、クラブ通算200ゴール目を挙げた。

レッズは1人多いアドバンテージを生かして敵にプレッシャーをかけ続け、パレスのGKサム・ジョンストンも負傷退場となった。

エリオット選手はボックス内からシュートを放ったが、その直後のアディショナルタイム1分にもミスを犯さず、レッズにアドバンテージをもたらし、素早い逆転劇を完成させた。

この19番は中盤から前方に走り、ゴールネットを揺らし、サポーターの喝采を浴びた。

アディショナルタイムには、ヨアヒム・アンデルセン選手のヘディングシュートをアリソン選手が弾き出し、エリオット選手の勝ち越し点を確実にした。