リヴァプールはダルウィン・ヌニェス選手とディオゴ・ジョッタ選手のゴールでバーンリーに2-0で勝利し、プレミアリーグの首位に躍り出た。

レッズが何度もチャンスを作った序盤の6分、ヌニェス選手がエリア手前からコーディ・ガクポのレイアップを見事にゴール下隅に流し込んだ。

後半は、ハーヴィー・エリオット選手のゴールが無効になり、互角の展開が続いたが、後半にジョッタ選手が復帰弾を決め、勝ち点3を確実にした。

チームニュース

ユルゲン・クロップ監督は先発メンバーを5人入れ替え、ディフェンスにはジョー・ゴメス選手とジャレル・クアンサ選手、中盤にはエリオット選手とライアン・フラーフェンベルフ選手が戻り、攻撃にはヌニェス選手を起用した。

リヴァプール:アリソン、ゴメス、遠藤、ファンダイク、ヌニェス (84分、ジョッタ)、サラー、ガクポ (67分、ディアス)、エリオット (67分、ショボスライ)、フラーフェンベルフ (66分、ジョーンズ)、アレクサンダー=アーノルド、クアンサ

サブ:ケレハー、コナテ、チェンバース、マコーネル、ブラッドリー

前半

開始直後からオープンな雰囲気が漂い、前半15分には両エンドで有望なチャンスが続いた。

5分も経たないうちに、エリオット選手のシュートはわずかに枠を外れたが、ジェームス・トラフォード選手が弾き出した。一方、ゼキ・アムドゥニ選手は自陣からリヴァプールのエリア内までボールを運んだが、枠を外れた。

そしてクロップ監督率いるチームは6分に先制点を挙げた。

レッズでの通算50試合目の出場となったガクポ選手は、左サイドのスペースに侵入し、ヌニェス選手にボールを送り返すと、ヌニェス選手は巧みに体を開き、20ヤードの位置から低いカーブをかけてゴール右下隅に決めた。

その直後、トラフォード選手はフラーフェンベルフ選手とモハメド・サラー選手のシュートを阻まなければならなかった。その後、ジョシュ・ブラウンヒル選手がボックス手前からシュートを放つが、枠を大きく外れた。

リヴァプールのプレスがミスを誘った後、ヌニェス選手はバーンリーのエリア内で足下にボールが詰まった。その後、ガクポ選手はウルグアイ人のクロスに合わせることができず、チャンスは続いた。

ハーフタイムが近づくにつれ、主導権をしっかり握り、28分には2度目のゴールネットを揺らしたが、これはカウントされなかった。

ガクポ選手は最初、トラフォード選手のセーブに阻まれたが、ルーズボールが戻ってきたときにゴール上隅に叩き込んだ。しかし、ヌニェス選手はその過程でチャーリー・テイラー選手をファウルしたと判定された。

ガクポ選手のパスを受けたサラー選手がループシュートを放ち、ゴールの枠を外した。

40分には遠藤航選手がサイドからシュートを放ち、トラフォード選手がタッチではじいた。また、サラー選手のシュートもホームチームのGKに阻まれた。

後半

リヴァプールが再びポゼッションの主導権を握ったとはいえ、ハーフタイム後に再開された試合は落ち着いていた。

55分、エリオット選手がフラーフェンベルフ選手とパス交換し、右ポストに当ててゴールに押し込み、アドバンテージを2倍にしたかに見えた。

しかし、VARはレビューを要求し、リプレーを参照したポール・ティアニー主審は、サラー選手がバーンリーのトラフォード選手の視界を遮るオフサイドポジションにいたと判断した。

サンダー・ベルゲ選手がシュートチャンスを逃し、交代出場のヨハン・グドムンドソン選手はウィルソン・オドベール選手のクロスにヘディングシュートを放つが、枠を捉えきれなかった。

73分、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手の深いクロスがゴール前に折り返され、ドミニク・ショボスライ選手に渡る。ドミニク・ショボスライ選手は、おそらく二心にとらわれたのだろう、ボールを後ろにひっかけてバーンリーにクリアを許した。

リヴァプールは後半、ジョッタ選手をピッチに復帰させた。そして、その前にまたもや得点のチャンスが殺到した。

アレクサンダー=アーノルド選手が左足で放ったボレーシュートはわずかに枠を外れ、ヤコブ・ブルーン・ラーセン選手は遠藤選手のパスをカットして大きく枠を外し、トラフォード選手はルイス・ディアス選手のシュートを足で防いだ。

しかし90分、ジョッタ選手がディアス選手とコンビを組み、キーパーの下を抜くシュートを決めたのだ。