リーグ戦でマンチェスター・ユナイテッドとのホームゲームを控えるリヴァプールは、ファビーニョ選手とジョエル・マティプ選手の復帰もあり、さらなる勝利を目指す。

ファビーニョ選手は足首の怪我のため11月以降招集外となっており、マティプ選手は前回のユナイテッドとの対戦をひざの負傷によって欠場していた。

しかし、今週のメルウッドでのトレーニングではチームに合流した両選手。ユルゲン・クロップ監督は日曜日のアンフィールドでの試合には順応できるだろうと期待している。

「ジョエルとファビーニョは戻ってくるだろう」と金曜日の会見でレッズのボスは話す。「昨日もその前も通常のトレーニングを完璧にこなした。だから、スカッドには加わるだろうね」

デヤン・ロヴレン選手は月曜日にフルトレーニングへの参加を果たしているが、今節は試合復帰にはまだ早かったようだ。

ナビ・ケイタ選手ジェームズ・ミルナー選手は復帰にまだ時間がかかりそうであり、オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるユナイテッドとの試合を欠場する。

南野拓実選手は、先週末にトッテナム・ホットスパーに1-0で勝利した試合でベンチ入りを果たしたもののプレーすることはなく、未だプレミアリーグデビューの時を待っている。

10月のオールド・トラッフォードでの対戦では、クロップ監督のレッズが85分のアダム・ララーナ選手の同点弾で引き分けにもちこんだ。この試合が今季リヴァプールが唯一勝ち点を取りこぼした試合である。

「我々はユナイテッドをとてもリスペクトしている」とクロップ監督は述べた。

「彼らはカウンターアタックを仕掛けてくるだけのチームではない。それが、彼らが以前の対戦でみせた戦い方だ」

「我々はこれまでの試合全てを分析するが、ユナイテッドはうまくプレースタイルを構築している。マンチェスター・シティが相手でもだ。我々との試合ではまた違ったかたちでチームを組み立ててきた。だから、どのように彼らが試合に臨んでくるかどうかを、我々がどうやって正確に知ることができるだろうか?」

「おそらく今ではリヴァプールとの対戦での特別な戦術も見つけているだろう。だが、オールド・トラッフォードでの試合かアンフィールドでの試合かは大きな違いだ。我々はその違いを見せたいと思っている」

ユナイテッドでは、マーカス・ラッシュフォード選手が背中の負傷で水曜日のFAカップでのウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦を欠場しており、リヴァプール戦への出場も疑われる。

同選手のアンフィールドでの出場チャンスについて、スールシャール監督は金曜日に「まだ何も伝えることはできない」と述べている。

「ハリー(マグワイア)と数週間前に話したのだが、もちろん彼には十分な時間を与えるつもりだ」

「今日(金曜日)にはさらなるチェックと治療を行う予定だ。昨日(木曜日)はもちろんいずれにせよオフだったし、彼にとっては少し治療も受けた日だった」

「今朝は彼とは会っていない。だが、固唾を呑んで待っているわけではない。おそらく、彼は試合には間に合わないかもしれない、とはいえ、今は様子を見よう。まだ試合までは2日以上あるし、これからどうなるかわかるだろう」

ルーク・ショー選手(ハムストリング)の状態も明らかではない。しかし、ポール・ポグバ選手スコット・マクトミネイ選手マルコス・ロホ選手アクセル・トゥアンゼベ選手、そしてエリック・バイリー選手ら全員は招集外となる予定だ。

一方で、スールシャール監督はディオゴ・ダロット選手は十分回復していると話した。

前節(プレミアリーグ)

トッテナム・ホットスパー 0-1 リヴァプール(1月11日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、ゴメス、ファン ダイク、ロバートソン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン、マネ、サラー、フィルミーノ

マンチェスター・ユナイテッド 4-0 ノリッジ・シティ(1月11日):デ ・ヘア、ワン=ビサッカ、リンデルフ、マグワイア、ウィリアムズ、マティッチ、フレッジ、ペレイラ、マタ、マルシャル、ラッシュフォード