木曜日のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦で、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソン選手はゴールとアシストを記録してリヴァプールの2-1での勝利に貢献し、チームはプレミアリーグトップで再び2位との勝ち点差を16ポイント差に広げた。

前半8分にはキャプテンのヘディングシュートでレッズがリードを奪うと、ホームチームのラウール・ヒメネス選手がすぐさま同点弾を決める。しかし、試合終了間際に、ロベルト・フィルミーノ選手の迫力満点の決勝ゴールによりリヴァプールが勝ち越しに成功した。

モリニューでの誰もが魅了された試合から5つの注目ポイントを見ていこう。

キャプテンのパフォーマンス

イングランド中部で行われた今回の試合では、ヌーノ監督率いるウルヴスがレッズに特にタフな戦いを強いてきたが、最後に勝利したのは、キャプテンのヘンダーソン選手率いるリヴァプールだった。

リヴァプールの最初のコーナーキックで重要なポジションにいたのは、背番号14番だった。そして、彼はヘディングで貴重な先制点を決める。

51分にレッズがウルヴスに同点弾を許した時、ヘンダーソン選手はチームの回復と最終的な勝利のために最前線にいた。

ペナルティエリア付近で、モハメド・サラー選手が相手選手を引き付けていた時、キャプテンにボールが回ってきた。カオスな状況にあったにもかかわらず彼は落ち着いてフィルミーノ選手にパスを出し、84分の決勝弾をアシストした。

そして、守備の面でも、彼はチームのポゼッション回復に9回も絡み、空中戦での勝率は100%だった。

アシストの王

この試合でも、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がアシストを記録する。

日曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦でのフィルジル・ファンダイク選手のヘディングシュートも彼のコーナーキックから決まったもので、今回も前回と同じような形でヘンダーソン選手のゴールをアシストした。

昨シーズンのプレミアリーグ開幕から、この右サイドバックは22個のゴールをアシストしている。その数字は、他の選手よりも5アシスト多く、セットプレーからのアシストはリーグ最高記録の10アシストだ。

今シーズンのリーグ戦において、リヴァプールはコーナーキックから、8つのゴールを決めている。そして、間違いなく、コーナーキックは彼らの武器となり、アレクサンダー=アーノルド選手のキックが鍵となっている。

無敗記録

モリニューでの2-1での勝利により、レッズはプレミアリーグ無敗記録を40試合へと伸ばし、チェルシーと並んでプレミアリーグ史上3番目となる記録を打ち立てた。

これよりさらに長い記録を持つのは、アーセナル(49)とノッティンガムフォレスト(42)だけである。

リヴァプールのリーグ戦での最後の敗戦は、昨年1月にエティハドで行われたマンチェスター・シティ戦である。レッズが2-1で負けたその試合は、昨シーズンにおける唯一の敗戦であった。

サディオ・マネ選手の負傷

ユルゲン・クロップ監督は、プレミアリーグ3試合連続でスターティングメンバーを変更せずに挑んだが、32分にサディオ・マネ選手がプレー続行不可能と判断されると、レッズは選手交代を余儀なくされた。

今シーズン31試合に出場し15ゴールを決めていたセネガル代表フォワードは、モリニューの芝に倒れ込んだ。しかし立ち上がることはでき、ピッチの外へは自力で歩いて出ていった。

監督は試合後の会見で、マネ選手は「ハムストリングに何か違和感を感じていた」と述べ、どの程度の具合の怪我なのか診断結果が出るまで待たなければならないと伝えた。

南野選手、リーグ戦デビュー

マネ選手の負傷に伴い、1月に移籍しこの試合でベンチ入りしていた南野拓実選手がリーグ戦デビューを果たすこととなった。最初のファーストタッチはプレッシャーをかけてくる相手の頭上を通したキックだった。

レッズのディフェンスのペースで彼にボールが渡ると、この日本代表はマット・ドハティ選手の背後でボールを触り、ボールを前へと運んだ。

57分間のうち彼は40回以上ボールに触り、キャプテンのヘンダーソン選手との連携が1番多かった(10)。

今月初旬にエヴァートンに勝利したFA カップでは中盤のポジションでプレーしたが、モリニューでのこの試合では主に右サイドでプレーした。

アンフィールドにやってくる前、今季のザルツブルクで彼はよく左サイドでプレーしていた。攻撃的ポジションでの南野選手の汎用性は、クロップ監督に今シーズンでのより多くの選択肢を与えている。