リヴァプール 2-1 ボーンマス:5つの注目ポイント
土曜日の午後に行われたプレミアリーグで、リヴァプールはアンフィールドでボーンマスに2-1で逆転勝利を収めた。
カラム・ウィルソン選手に先制弾を許すも、モハメド・サラー選手が試合を振り出しに戻す。その後サディオ・マネ選手が前半33分に逆転ゴールを決めてこれが決勝点となった。
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再び連勝街道へ
「今日、我々は1-0になった後から特徴を出すことができた」と試合後にサラー選手は振り返った。
ユルゲン・クロップ監督率いるチームは続けざまの敗北に対して何かしら報いなければならなかった。だが試合は試合開始わずか9分でボーンマスのウィルソン選手に先制を許してしまう。
リヴァプールの前線の選手による2つの正確なフィニッシュと果敢なディフェンスが試合にこれまでとの違いをもたらし、レッズは今季のプレミアリーグ27勝目をあげた。
クロップ監督の喜びは、試合後に観客席に向けた突き上げた拳からも感じることができた。「こう言わせてほしい、いい気分だったと」と監督は語った。
記録更新の舞台、アンフィールド
新たな記録は、歴史的な2019-20シーズンを象徴するものとなった。
チェリーズを相手に勝ち点3を獲得したことで、クロップ監督とその選手たちはプレミアリーグにおける本拠地アンフィールドでの22連勝を達成した。
この驚愕の連勝記録は1972年に当時のビル・シャンクリー監督率いるリヴァプールが打ち立てた21試合を上回り、イングランド1部リーグにおける新記録となった。
現在のリヴァプールは直近55試合連続で本拠地無敗を維持している。プレミアリーグの歴史においてこれよりも長い期間無敗だったのは、2004年から2008年にかけて当時のチェルシーが記録した88試合となっている。
試合の分かれ目となったミルナー選手のプレー
1月2日ぶりのリーグ戦先発を果たしたミルナー選手は、負傷のアンドリュー・ロバートソン選手に代わり左サイドバックの役割を果たす必要かあった。
そしてこの34歳はマン・オブ・ザ・マッチに値する素晴らしいプレーを披露することになる。
そのハイライトはもちろん、60分過ぎに見せたライアン・フレーザー選手のループシュートのゴールライン上でのクリアだろう。このクリアのおかげでチームは2-1のリードを守った。
「ミリーが救ってくれた、本当に助かった」とクロップは記者に語った。
この副キャプテンの見事なパフォーマンスは統計にも表れており、クリア数(4回)、ブロック数(3回)、空中戦勝率(100パーセント)でそれぞれトップである。
モハメド・サラー選手の注目すべき数字
リヴァプールの背番号11はボーンマスを相手に自らの持つプレーの幅を示した。現時点までのリーグ戦におけるすべてのチェリーズ戦6試合のすべてで得点しており、トータルで8ゴールをあげている。
前半25分にGKアーロン・ラムズデール選手を制したゴールは、プレミアリーグのゴールデンブーツ賞(得点王)に2度輝いたことのあるFWに素晴らしい記録をもたらした。
リヴァプールでプレミアリーグ通算100試合に出場し、サラーはその中で70回ゴールネットを揺らしている。これはクラブにおいて100試合出場した時点での最も多い得点数である。なお、フェルナンド・トーレス氏は同期間で63ゴールを決めている。
一方で、エジプト人FWはレッズではマイケル・オーウェン氏以来となる、公式戦3季連続20得点を達成した。
次に待ち受ける重要な国際マッチ
レッズは来たるチャンピオンズリーグに焦点を合わせている。水曜日のチャンピオンズリーグベスト16セカンドレグでは、アンフィールドにアトレティコ・マドリードを迎える。
ホーム側は1点のビハインドを逆転しなければならない。だがアンドリュー・ロバートソン選手の復帰と、ジョーダン・ヘンダーソン選手がチーム内競争へもたらす良い影響のおかげで期待が持てる。
チームは、クロップ監督が称賛したボーンマス戦での逆転劇でも見せたような熱烈なアンフィールドの後押しも受けることとなるだろう。
「最高のスタジアムで最高の観衆とともに戦う非常に難しいであろう次の一戦までには3、4日の準備期間がある」と監督は述べた。「私がリヴァプールに来てからの12時半キックオフの試合の中では最高のパフォーマンスだったと思う。とても気に入ったよ」
では、アトレティコ戦の後は?すぐ近くのスタンリー・パークで行われるマージーサイド・ダービー、エヴァートン戦だ。
受けて立とうではないか。