数々のトロフィーを獲得してきた自身の記録に、また1つプレミアリーグタイトルを追加したフィルジル・ファンダイク選手に、まだまだ終わりそうもないリヴァプールとの「信じられない旅」について振り返ってもらった。

プレミアリーグ優勝は、2018年1月にサウサンプトンから移籍して以来、このセンターバックがマージ―サイドで獲得した4つ目のチームタイトルである。

過去に、多くの名誉ある個人タイトルを獲得してきたファンダイク選手は、歴史を築くために過去2年半にわたって精力的に協力してきた彼の特別なグループであるレッズのチームメイトに敬意を示した。

マンチェスター・シティがチェルシーに敗れ、ユルゲン・クロップ監督の選手たちがチャンピオンとなった直後の4番のインタビューをお読みください。

ファンダイク選手、率直な今のお気持ちは?

感傷的だけど、喜びに満ち溢れているよ。とてもいい気分だね。今シーズン、一生懸命に取り組んだ結果、まだシーズンが終了していない中で優勝を決めることができた。僕たち全員の夢がすでに実現してしまったよ。個人的には、このクラブに来て2年半で、チャンピオンズリーグ優勝とプレミアリーグ優勝を成し遂げたことは素晴らしいことだし、夢を叶えることができた。それは僕がリヴァプールに加入してからずっと望んでいたことだったんだ。ただただ驚いているし、このグループの一員でいられることは素晴らしいことだよ。このような選手、監督、スタッフ、メルウッド、僕たちを支えてくれたすべての人達と一緒に働けたことも素晴らしいことだと感じているよ。もちろん、ファンを含め、僕たち全員がチャンピオンだということを感じなければいけないね。

皆さんにとって、優勝が決まったときに、全員で一緒にその瞬間に立ち会えたことは重要でしたか?

全員一緒に素晴らしいバーベキューができて素敵な1日だった。その夜に何が起こっても素晴らしい日になっていたと思うよ。シティが負ける可能性があることは皆知っていた。非常に激しい試合だったね。僕はあまり多くの試合を見ることが好きではないが、特にケヴィン・デ・ブライネ選手の素晴らしいフリーキックでシティが同点にしたとき、とても盛り上がったよ。しかし、僕たちは素晴らしい方法で優勝を成し遂げたので完全にそれに値すると思う。そして、誰もこのタイトルついて何も言うことができないよ。個人的には、このチームやこれまでの自分の道のりにすごく誇りを持っているよ。これは信じられないことだね。そして、自分がチャンピオンズリーグとプレミアリーグの王者になれたことは特別なことだよ。

リヴァプールに加入した最初のインタビューで、あなたが望んでいるものはリーグ優勝だとおっしゃっていました。しかし、この2年半でヨーロッパチャンピオン、世界チャンピオン、プレミアリーグチャンピオンそして、スーパーカップチャンピオンになれることをあの時に想像できていましたか?

実際に座って、この2年半で何が起こったか考える時間はなかったよ。いつかそうした時間も取れると思うけど、いつになるだろう、でもいつか必ずね。今振り返るとしたらたしかに素晴らしかったよ。他のクラブへ移籍し何かを成し遂げ、実力を証明することは明らかにどの選手も望んでいることだ。日々努力を積み重ねて目指してきたこと、それを実現することができて素晴らしいよ。誰もが偉大なことを達成したいと思っているんだ。たしかにまだまだ改善の余地はあるけれど、この選手たちのグループは特別でその一員であることをとても誇りに思うよ。

ファンについて。彼らは30年もの間このタイトルを待っていました。あなたと選手たちが成し遂げたことの大きさを理解していますか?

たくさんのメッセージと映像をもらったよ。僕は多くのリヴァプールファンと出会い、彼らはそれがどれほど価値のあるものか僕に気づかせてくれる。だから、僕たちは成し遂げたことついてはしっかりと理解しているよ。僕がクラブに加入する前からリヴァプールファンがリーグ優勝を望んでいたことは理解していたよ。そして、それについてファンのみんなは少し悩んでいただろう。僕は、クラブに加入し非常に多くのタイトルを獲得し、あらゆるレベルでプレーすることが目標だった。だから、ヨーロッパチャンピオン、世界チャンピオンそして、プレミアリーグチャンピオンとして今ここにいることは、信じられないことだよ。これからもさらに頑張っていきたいと思うし、これから先どうなるだろうね!

何かファンへメッセージはありますか?また、コロナウイルスが終息し、ファンと一緒にお祝いできることをどれくらい楽しみにしていますか?

今すぐお祝いしたいよ。それは皆が思っていることだと思うが、今は政府のガイドラインに従わなければならない。リヴァプールのすべての世帯で、家族や友人と一緒に楽しんでほしい。みんなで祝える日はいつか来ると思うから。しかし、僕たちは常にファンのことを考えているし、この優勝は間違いなくファンのものだ。素晴らしいよ。

実際にトロフィーを手にできることをどれくらい楽しみにしていますか?

とても楽しみだよ!幼い頃からテレビで何度もあのトロフィーを見てきたので、それは特別なものだね。僕にとって、チャンピオンズリーグのトロフィーを掲げたことは特別だった – 僕はそれを箱から取り出したんだ。今プレミアリーグのトロフィーを手にできるのは素晴らしい気分だよ。とても楽しみにしているけれど、いつになるか様子を見よう。