ジェームス・ミルナー選手とジェルダン・シャチリ選手は、現地時間日曜日に行われるプレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦に出場できる可能性がある。

この2選手は、それぞれの怪我からの復帰が間近となっており、今週にはAXAトレーニングセンターで行われたセッションでチームメイトと合流している。

ミルナー選手は1か月前のドローに終わったブライトン&ホーヴ・アルビオン戦以来欠場している。シャチリ選手が最後に出場したのは11月8日のマンチェスター・シティ戦となる。

「シャックのトレーニングの様子はとても良かったし、ミリーも今日は少し特別メニューをこなしたが、昨日はセッションにフルで参加した」と、現地時間木曜日に行われた試合前の記者会見でユルゲン・クロップ監督は話した。

「今は我々にとって新しい状況にある。あと2日間トレーニングがあって、その間にメンバーを決定する。状態は良さそうだが、まだわからない」

チアゴ・アルカンタラ選手も今週、膝の怪我からの回復に向けて一歩前進したものの、大事をとって、バギーズとの敵地での対戦メンバーには含まれていないようだ。

「チアゴはチーム練習に戻るための最初の一歩を踏み出した。フルセッションには参加していないが順調だ。ただ、残念ながらチアゴは長期間離脱していたから急がせることはできないし、そうするつもりもない」とクロップ監督は説明した。

「チアゴは同行しない。まずはフルでトレーニングに参加できるようになってはじめて試合の出場可否について考えることになる。早いうちに回復することを願っているよ」

ファビーニョ選手は、今節に出場した場合、リヴァプールでの公式戦100試合出場を達成する。

ウェスト・ブロムウィッチのサム・アラダイス監督は、12月16日の試合で監督就任後初の指揮を執った。

相手のジェイク・リヴァモア選手は、3-0で黒星を喫した前節のアストン・ヴィラ戦でレッドカードをもらっているため今節は出場停止となり、バギーズは主将を欠いたままアンフィールドに乗り込んでくる。

しかし、マテウス・ペレイラ選手は出場可能になる。このブラジル人FWは今月初めからの3試合の出場停止期間をすでに終えている。

一方でアラダイス監督は、アルビオンの負傷者リストのうち今節に復帰できる選手はまだいないと試合前に明かしている。

サム・フィールドコナー・タウンゼントはまだ離脱している。ハル・ロブソン=カヌカイル・バートリーも離脱中だ」と話した。「ジェイク・リヴァモアは、特に残念なのだが、出場停止で起用することができない」

「だが、ペレイラが戻ってきており、彼のプレーが楽しみだ。ボールを持ったときのペレイラは最も才能ある選手のうちのひとりだと皆が言っているんだ」

「ボールを保持する時間をより長くする必要はあるが、ペレイラがメンバーに戻って来るのを心待ちにしている」

前節

クリスタル・パレス 0-7 リヴァプール(12月19日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファビーニョ、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、ケイタ、マネ、南野、フィルミーノ

ウェスト・ブロム 0-3 アストン・ヴィラ(12月20日):ジョンストン、ファーロング、アジャイ、オシェイ、ギブス、ソーヤーズ、リヴァモア、ギャラガー、フィリップス、ディアンガナ、グラント