アリソン・ベッカー選手、ファビーニョ選手、サディオ・マネ選手は金曜日のトレーニングに参加した。ユルゲン・クロップ監督はマンチェスター・シティ戦での選手起用について検討しているようだ。

体調不良のためにアリソン選手はミッドウィークのブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を欠場した。ファビーニョ選手は直近の3試合、マネ選手も同じく2試合を欠場している。

「今日のアリは、個人セッションに取り組めるほど調子がいい」と、金曜日にクロップ監督は記者に話した。

「サディオとファブも今日はチーム練習の一部に参加する予定だ。そこで様子を見るつもりだ」

オザン・カバク選手はすでに認可を受けており、現地時間日曜日の試合に出場する資格を有している。しかし、クロップ監督は、新加入の19番を起用するかについてはまだ決めていない。

シティ戦でトルコ人センターバックをデビューさせるつもりなのかを問われた指揮官は「まだわからない」と答えた。

「我々の状況も頭に入れながら、誰が再びプレーできるか、誰がプレーできないか、誰がプレーすべきでないか、あるいは誰がプレーすべきか、そういったことを確認していく」

「理想を言うと、特に連携などディフェンスにおいて一緒にプレーするために数週間は必要だ。ベン(・デイヴィス)とオザンは、ミーティングとトレーニングに参加して、そこで2人にはセンターハーフの映像などで普段の決まり事を指示した」

「そのため、今日、明日としっかりセッションをこなして、それから確認することになる。今のところはどうなるかわからない」

クロップ監督はまた、ディフェンス面の補強でカバク選手とデイヴィス選手が加入したことで、ジョーダン・ヘンダーソン選手を本職の中盤のポジションで起用できるようになるメリットについても問われた。

クロップ監督は次のように話した。「そうだね、とても助けになる」

「ここ数週間で様々なことがあり、我々としてもそれらに対処しようとしてきた。うまく対応できたことも、できなかったこともある。しかし、今は見てのとおりオプションがいくつかあり、選ぶのが難しい。最高のニュースだ」

「今は新加入選手たちに必要な情報をできるだけ早く伝えなければならない。もし別のポジションの選手だったならば、『さあ、実際にプレーして、いろいろ試してみてから様子をみよう。ある程度は君に合わせられるよ』と言えるだろう」

「だが、守備面においてやることははっきりさせておかなければならない。ラインの設定や、そのラインをどのタイミングで下げるのかといったことだ。それはチームによって変わってくる。どれだけはやくそれをできるか見る必要がある」

「そういう意味でも今日と明日のセッションは大事だ。そこで成果を確認する」

しかし、クロップ監督は、新加入のディフェンダー2人を同時に起用することは避けたいとしていることも明かした。

「そうする必要がないかぎりは(同時起用は)しない」

また、ナビ・ケイタ選手は怪我の影響で2021年に入ってからまだプレーしていない。さらにディオゴ・ジョッタ選手は復帰までまだ数週間かかることを、ブライトン戦後にクロップ監督が明かしている。

なお、ジョー・ゴメス選手ジョエル・マティプ選手フィルジル・ファンダイク選手は長期離脱中だ。

一方のシティは、セルヒオ・アグエロ選手ナタン・アケ選手ケヴィン・デ・ブライネ選手がアンフィールドでの試合を欠場する見込みだ。しかし、シティのペップ・グアルディオラ監督は新たな負傷者はいないとしている。

レッズについて、グアルディオラ監督はメディアに対して次のように語った。「彼らは常にトップのチームだ。素晴らしい選手たちを揃えているだけでなく、プロセス、スキル、メソッドを有したアグレッシブなチームだ」

「ブライトン戦の後に休息を取れており、今まで以上にアグレッシブにくるだろう。リカバリーもできた状態で準備ができているはずだ」

「リヴァプールとの試合は常に難しくなる。(リヴァプールは)素晴らしい歴史を持つトップクラブであり、素晴らしい選手、監督、裏方のスタッフがいる」

前節

リヴァプール 0-1 ブライトン(2月3日):ケレハー、アレクサンダー=アーノルド、フィリップス、ヘンダーソン、ロバートソン、ワイナルドゥム、ミルナー、チアゴ、フィルミーノ、シャチリ、サラー

バーンリー 0-2 マンチェスター・シティ(2月3日):エデルソン、カンセロ、ストーンズ、ディアス、ラポルテ、ロドリ、ギュンドアン、シウバ、マフレズ、スターリング、ジェズス