ユルゲン・クロップ監督は、火曜日の夜に行われるチャンピオンズリーグ、アタランタBC戦のスターティングメンバー選考にまだまだ時間がかかりそうだ。

リヴァプールは、日曜日にチーム練習へ完全復帰したナビ・ケイタ選手ジョエル・マティプ選手を帯同メンバーに加えて、ベルガモへ移動した。

9月24日以来出場を果たせていないコスタス ・ツィミカス選手も、移動前に行なわれたメルウッドでの練習に参加して、イタリアへ向かった。

しかし、クロップ監督はチアゴ・アルカンタラ選手が先月に負傷して以降、未だにチームの練習に復帰していないことを月曜日の朝に明らかにした。

「ナビとジョエルは昨日のチーム練習を全てこなしたが、チアゴはまだ練習できていない。それが今の状況だよ」と監督は語った。また、ウェスト・ハム・ユナイテッドに2-1で勝利後、新たな怪我の情報はなかったとLiverpoolfc.comに述べた。

「復帰した2人が練習に合流できたことは良いことだよ。練習をしていない時よりも良い状態だ。現時点で彼らをスターティングメンバーに入れるかは本当に分からない。しかし、私たちは彼らをどうするか見ていかなければならない」

「決断を下すための時間がまだ1日残っている。うまくいけば、多くの選手たちが帯同することになるので、決定にまだまだ時間がかかりそうだ」

ナサニエル・フィリップス選手は、土曜日にハマーズを破った試合でリヴァプールでのプレミアリーグデビューを果たしたが、現在チャンピオンズリーグに出場することはできない。

「メディカル部門が我々に緑、オレンジ、赤の信号を示してくれるまで、もう少し待たなければならない」とクロップ監督は、試合前記者会見で続けて述べた。

「なので、もう少し時間が必要だ。しかし、現時点ではセンターバックで出場可能な選手は十分にいる。それは良いことだよ」

ジェームズ・ミルナー選手は、グループDでの過去2試合で2枚イエローカードをもらっており、もう1枚もらうとチャンピオンズリーグで累積警告となる。

一方アタランタは、マルテン・デ・ローン選手ロビン・ゴセンス選手が怪我のため欠場する予定だが、リヴァプールが訪れる前夜に、22人のメンバーを選出した。

「最終決定は火曜日に行う。(ハンス) ハテブール、(ホセ) パロミーノ、そして (クリスティアン) ロメロはまだ回復のチャンスがある」とジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は語った。

セリエAのチームは、グループリーグ開幕2戦で4ポイントを獲得している。アウェイでのFCミッティラン戦に4-0で勝利し、先週行われたホームでのAFCアヤックス戦では、2ゴールを決めて2-2で引き分けた。

「ユルゲン・クロップは、全てのコーチにとって評価の基準だ。我々が彼らと対戦できることを光栄に思う」と、レッズとのファーストレグに先立ってガスペリーニ監督は述べた。

「これら2試合とも重要なものになるだろう。我々はグループで1番強い相手と対戦する。理論的には、最低でもアヤックスより多くの勝ち点を取ることが重要だろう。全ての試合が重要だけどね」

前節

リヴァプール 2-1 ウェスト・ハム・ユナイテッド(10月31日):アリソン、アレクサンダー=アーノルド、フィリップス、ゴメス、ロバートソン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、ジョーンズ、マネ、サラー、フィルミーノ

クロトーネ 1-2 アタランタ(10月31日):スポルティエッロ、ハテブール、トロイ、ロメロ、ジムシティ、モヒカ、フロイラー、パシャリッチ、マリノフスキー、ゴメス、ムリエル