リヴァプールは日曜日に行われたリーズ・ユナイテッド戦を3-0で勝利し、プレミアリーグで勝利を飾ったが、ハーヴェイ・エリオット選手が重傷を負ってしまった。

モハメド・サラー選手は、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手からのアシストを正確に決めて、前半にレッズへリードをもたらした。また、このゴールが彼のリーグ戦キャリア通算100ゴール目となった。

ユルゲン・クロップ監督サイドは、追加点を得るために何度もチャンスを作り、後半序盤には、ファビーニョ選手がコーナーキックからのボールをゴールに押し込んだ。

アディショナルタイムにサディオ・マネ選手がゴールを決めて点差を広げた。しかし試合時間60分頃、エリオット選手がパスカル・ストライク選手のタックルを受けて負傷退場し、リーズの選手が退場になる光景を目の当たりにして、後味の悪い試合になった。

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クロップ監督は前節から先発メンバーを2名変更し、ベンチスタートとなったジョーダン・ヘンダーソン選手と負傷したロベルト・フィルミーノ選手に代えて、チアゴ・アルカンタラ選手とディオゴ・ジョッタ選手を先発で起用した。

前半

エランド・ロードの満員の観客の前に現れた両チームは、熱狂的な雰囲気に包まれており、リーズは序盤からエネルギーとプレッシングを駆使して、このホームの優位性を生かそうとしてきた。

リーズは、試合開始5分にこの試合最初のチャンスを生み出した。サラー選手が敵陣深くでファウルを受けたという主張が却下され、相手が猛烈な勢いでカウンターアタックを仕掛けてきた。

ハフィーニャ選手が右サイドを駆け上がり、時間を作って、中央で待っているロドリゴ選手にパス。ロドリゴ選手は強烈なシュートを放つがアリソン・ベッカー選手にパンチングされてしまった。

リヴァプールはホストのプレッシャーの中、落ち着いてボールを動かし続け、サラー選手が正確なクロスを敵陣のボックスに送ると、ジョッタ選手が胸でコントロールしてシュートを放つが、そのシュートはイラン・メリエ選手に阻まれた。

しかし、クロップ監督のチームは20分頃に素晴らしい連携でリードを奪った。

ジョエル・マティプ選手がリーズのエリア端までボールを運び、サラー選手とのパス交換後、右ウイングのアレクサンダー=アーノルド選手にパス。

彼はゴール前に低いクロスを送ると、サラー選手がそこで待ち構えて冷静にメリエ選手の頭上をかすめるようにシュートを決めた。そしてこのゴールのより、サラー選手はプレミアリーグでの自身通算100ゴールを達成した。

7分後、このリードを更に広げるチャンスがあった。

まず、サラー選手からのピンポイントクロスをチアゴ選手がヘッドで押し込むも、サラー選手がボールを受けた際にオフサイドだったと判定され、背番号6番のセレブレーションは途絶えた。

さらに、ジョッタ選手がリーズのディフェンスを突き破って、再び右サイドからクロスを送るが、マネ選手は上手くシュートすることができなかった。セネガル代表選手のシュートはゴールの大きく上に外れた。

その後、エリオット選手は最初のシュートをリアム・クーパー選手にブロックされ、また次のシュートもリーズのキーパーに阻まれ、2回連続でチャンスを逃した。

リヴァプールは主導権を握り続け、マネ選手とエリオット選手が20ヤードの位置から低いシュートを放ちゴールに迫るが、得点差はわずか1にとどまった。

リーズはハーフタイム直前に同点に追いつくチャンスがあった。ルーク・エイリング選手はロドリゴ選手が作ったファーポスト付近のスペースを見つけ、クロスに合わせるもアリソン選手が守るゴールのクロスバーをかすめた。

後半

レッズは、後半開始から4分後に2点目のゴールを決めた。

マネ選手とジョッタ選手の巧みなパス交換から前者がゴール前に抜け出した。

カルヴィン・フィリップス選手が後ろからプレッシャーをかけてきたため、10番は上手くゴールをすることができなかった。また、そのこぼれ球がエリア内に流れるが、リーズはエリオット選手とサラー選手に簡単なシュートシーンを与えないように守り切った。

しかし、その流れから得たコーナーキックで訪問者は得点した。

コーナーキックからのボールをフィルジル・ファンダイク選手が頭で下に叩きつけ、ファビーニョ選手の近くにこぼれる。彼の最初の至近距離からのシュートはパトリック・バンフォード選手にブロックされるが、ミッドフィルダーの選手が再びこぼれてきたボールを押し込んだ。

しかし、60分頃エリオット選手が重症と思われる怪我を負ったことで、リヴァプールの良い流れが色褪せてしまった。

10代の選手は交代出場したストライク選手のファウルを受け、すぐに迅速な手当を受けて担架で退場した。また、クレイグ・ポーソン主審はストライク選手にレッドカードを提示した。

リーズは10人での戦いとなったが、サラー選手の斜めのパスを受けるためにエリア内に入ってきたマネ選手が3点目を決めるのをエイリング選手が見事なタックルで阻止した。

エイリング選手は再びマネ選手を苛立たせ、今回はジョッタ選手からのパスをリーズ陣内の反対側へシュートさせた。また、アリソン選手はセンターサークルからのバンフォード選手のロングシュートを慌てて阻止した。

しかし、マネ選手が8分のアディショナルタイムが追加される2分前に、体を反転させながら得点した。この結果を受けて、レッズはまだ始まったばかりのプレミアリーグの順位表のトップに並んだ。