チアゴ・アルカンタラ選手はAFCアヤックスとの対戦に先立って出場の可否についての判断を受けることになっている。ナビ・ケイタ選手はすでにトレーニングに復帰しており、水曜日のチャンピオンズリーグの試合に出場する可能性がある。

チアゴ選手は土曜日のマージーサイド・ダービーの終盤に打撲を受けており、グループDの初戦の前に詳しい検査が必要であると、月曜日にユルゲン・クロップ監督はLiverpoolfc.comに明かした。

「そうだね、彼は打撲を受けた。れっきとした打撲だ」と監督は話した。「とりあえず様子を見なければならない。(フィルジル・ファンダイク選手ほど)深刻ではない。だが、水曜日の試合には間に合うだろうかと聞かれると、私にもまだわからない。ひとまずは様子見だ」

一方で、ケイタ選手はCOVID-19の検査の陰性判定を受けた。この結果、トレーニングとプレーの再開を許可された同選手はメルウッドに戻ってきた。クロップ監督はこの背番号8がアムステルダムでの試合に出場できることを期待している。

監督はまた、アリソン・ベッカー選手とアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手の回復状況についても最新情報を明かしており、両者ともに前向きな進展を見せている。

「3人ともにとてもいい状態だよ」と監督は述べた。

「ナビは昨日のトレーニングに参加した。とてもポジティブなことだ。オックスレイドは長期のリハビリ中だが、調子は良さそうだし、いつも良い雰囲気でやっているよ。アリはとてもいい感じだ。様子は見ないといけないが、ボールをキャッチするといったことはすべてできるようだ。しかし、復帰を急かすことはできないし、急ぐこともないだろう」

「実際にアリとは毎日よくあることなんだけど、『今日はどうだった?』と聞くと、いつも満面の笑みで少しずつ改善していることを教えてくれるんだ。今日はまだ会えてないから、早く彼の進捗を聞きたいよ!」

クロップ監督は特にケイタ選手についてさらに話を続けた。「ナビにあったような症状が完全に見られなくなった段階のあらゆることについて我々はまだ学んでいるところだ」

「昨日のトレーニング中の彼はとても調子がよさそうだったよ。今日はどうかわからないけど、どう対応しているかが重要になる。だから様子を見てみるよ」

「今のところは彼の出場を期待したいところだが、どうなるかは分からない」

レッズは2-2で終えたグディソン・パークでのプレミアリーグのエヴァートン戦に続いて、エールディヴィジのアヤックスとの対戦に臨む。

また、クロップ監督はチーム全体のコンディションについて話す中で、どのようにして今季のチャンピオンズリーグ初戦に向けた布陣が24時間後には組まれるのかを説明した。

「エヴァートン戦からまだそれほど時間が経っておらず、懸念事項も付きまとっている」と話した。「試合のほうも、(エヴァートン戦とは)また別の理由で非常に激しいものになるだろう」

「ほとんどの選手が激しい接触を受けていたが、様子を見ることにしている。今日はリカバリーの2日目になるだろう。今のところ、誰も私のところに来て、他に問題があるだとか、あとは大丈夫だとかいう報告は特になかった」

「普段はこの日を、各種分析、コーチの分析、そして選手たちのためのリカバリー2日目としている。今日はその日に充てているが、もし火曜日に試合があるとしたら、今日はしっかりとトレーニングをしなければならない日になる。そして明日にはすべての情報を得て、ラインアップを組む必要がある」