ユルゲン・クロップ監督ならびにリヴァプールは、フィルジル・ファンダイク選手のリハビリ期間を通して可能な限りのサポートを行う。

レッズの背番号4は、土曜日のグディソン・パークでのダービーで負傷したひざの手術を受けることになった。ソーシャルメディアの投稿によると、今はできる限り早く復帰することに集中しているという。

その一方で、クロップ監督は月曜日をファンダイク選手の復帰に向けた初日と捉えている。復帰までのプロセスにおいてファンダイク選手はひとりきりではないと監督は言う。

ファンダイク選手の手術の日程について問われた監督は「まだすべての準備が整ったわけではない」とLiverpoolfc.comに話した。

「はっきりしていることもいくつかある。彼がしばらくの間チームとは別で動くことになることは確かだ。具体的な期日や期間を定めたくはない。選手、個人はみな同じわけではない。選手X、選手Y、選手Zのための時間設定はあるかもしれないが、フィルジルはフィルジルだ。正直なところ、特に何かしらの設定をしようとは思わない」

「だが、彼はかなり長い間プレーできないだろうし、それが今の状況だ。それはすでに……土曜日の試合直後から予想はしていたし、特にそのシーンを見返したときにはね。最初はベンチからしか見ていなかったが、見返したときには彼が長い間プレーできないだろうということは明らかだった」

「我々のほとんどは同じような状況を経験していて、その状況がひどいものだとわかるからこそ、今は彼のことをとても気にかけている。無いほうがいいものだが、乗り越えるべきものでもある。フィルジルは100パーセント乗り越えることができるだろうし、今日はすでに復帰に向けた1日目だ」

「我々はすでに正しい方向に進んでいる。それはもう問題ないことだ。あと、フットボールと人生ではいかなるときにも困難が待ち受けている。持っているものを最大限に使う、これを我々は今まさにしているところだ」

もちろん、クロップ監督はファンダイク選手と連絡を取り合っており、オランダ人DFは「問題ない」と考えているようだ。

監督は続けて次のように述べている。「いつも同じだが、選手は自分でなんとかしたいものなんだ。私はこの世界に長くいるからわかる。記憶が正しければ、私も彼と同じけがをしたことがある。そうなれば話すことは自然と多くなるだろう」

「これからいろいろ始まるだろうが、我々ももちろんコンタクトをとっている。我々は彼とともにいるし、彼もそのことを知っている。夫が刑務所にいる間その妻が夫を待つように、我々も彼を待っている。その間、彼の状態が良くなるようにできる限りのことをするだけだ」