ユルゲン・クロップ監督は、AFCアヤックスとのチャンピオンズリーググループD開幕戦で、スターティングメンバーに少なくとも3つの変更を加える必要がありそうだ。

チアゴ・アルカンタラ選手フィルジル・ファンダイク選手は、先週末にグディソン・パークで行われた試合で負った怪我の影響でチームを離れているが、ジョエル・マティプ選手も怪我の悪化を警戒し、アムステルダムへ帯同しなかった。

「たくさんの選手たちが現地入りしたが、数名は離脱中だ。ジョエルもここには来られなかった選手のひとりだ」と、水曜日のエールディヴィジサイドとの対戦に先立ってクロップ監督は説明した。

「彼がこれまで経験してきた怪我のことをふまえても、エヴァートンでの90分間のあとに再びプレーするのは厳しいだろうということは明らかだった。現在彼はチームを離れているが、今週末の試合に臨むチャンスはまだ残っている」

「チアゴもここ(アムステルダム)には来ていない。移動中の様子を見ていた人たちはみんな気づいただろう。どれほどの期間の離脱になるのかはわからない。チアゴとフィルジル、2名の選手が先週末の試合で負傷してしまった。そしてジョエルは別の理由だが同じく今はチームを離れている」

「だが、正直、今回出場できるメンバーを気に入っているよ。こう思っているのは私だけかもしれないけれどね!でも、良いメンバーだと思うし、試してみる価値はある」

火曜日の午後にマージーサイドからアムステルダムへ移動した選手たちの中には、ジェイク・ケイン選手ヴィテツラフ・ヤロシュ選手、そしてリース・ウィリアムズ選手も含まれていた。

もし、ロベルト・フィルミーノ選手がヨハン・クライフ・アリーナでの試合に出場すると、レッズでの通算50試合目の欧州カップ出場となる。

今シーズンのチャンピオンズリーグでは、最大12名までの交代要員登録と、試合中には5名までの選手交代を行うことができる。

一方アヤックスは、この夏にサンパウロから加入してすでに3ゴールを決めているアントニー選手がチームを離脱している。また、彼らは若きディフェンダーユリアン・ティンバー選手不在で臨むことになるだろう。

エリック・テン・ハーグ監督は記者団に次のように語った。「ユリアン・ティンバーとアントニーは試合に出場しない」

「アントニーは不在だが、試合のプランは変わらない。逆行にも戦術的に対応しなければならない。我々は今回プレーできるメンバーだけでも幅広く、いい選択ができると思う」

2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ王者と対戦するにあたって、テン・ハーグ監督は続けて述べた。「リヴァプール と対戦することは大きなチャレンジだ。彼らは現在、世界最高のチームだよ。2年間でチャンピオンズリーグとプレミアリーグを制覇しているということは、今シーズンのチャンピオンズリーグ優勝候補でもある」

「我々はしっかりと準備できている。勇敢にプレーするよ。我々が今まで取り組んできたものをピッチで実際に見せるつもりだ」

前節

アヤックス 5-1 ヘーレンフェーン(10月18日):オナナ、マズラウィ、スフールス、ブリント、タグリアフィコ、クラーセン、グラフェンベルフ、ネレス、クドゥス、タディッチ、トラオレ

エヴァートン 2-2  リヴァプール (10月17日):アドリアン、アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファンダイク、ロバートソン、ファビーニョ、ヘンダーソン、チアゴ、マネ、サラー、フィルミーノ