土曜日の午後にアンフィールドで行われたリヴァプールのニューカッスル・ユナイテッド戦は、1-1の引き分けに終わった。

モハメド・サラー選手の絶妙なターンからのゴールで、レッズはマージーサイドで試合開始3分も経たないうちにリードした。

リードを広げるチャンスは何度もあったが、追加点を挙げることは出来なかった。ニューカッスルは、アディショナルタイムにカラム・ウィルソン選手が同点弾を決めるがVARの判定によって取り消された。

しかし、試合終了間際のチャンスで、ジョー・ウィロック選手がゴールを決め、訪問者が勝ち点1を獲得した。

チームニュース

リヴァプールは、月曜日の夜に行われたリーズ・ユナイテッド戦から1名の起用変更を行い、ジェームズ・ミルナー選手に代わってサラー選手が‘先発した。

カーティス・ジョーンズ選手は、怪我から復帰しベンチ入りを果たした。

前半

春の日差しが降り注ぐアンフィールドで、レッズは完璧なスタートを切った。試合開始3分にサラー選手が先制点を決める。

ゴールに背中を向けながらサディオ・マネ選手のクロスをコントロールしたエジプト人選手は、ファーストタッチでマット・リッチー選手を振り切り、マルティン・ドゥブラフカ選手が守るニアポストに強烈なシュートを決めた。

アリソン・ベッカー選手は、ニューカッスルの最初の攻撃となったショーン・ロングスタッフ選手のシュートを阻止した。しかし、アンフィールドではホストチームがボールを支配していた。

ディオゴ・ジョッタ選手は、ロベルト・フィルミーノ選手が落としたボールを外したり、マネ選手からのパスをドゥブラフカ選手の上に決めきれないなど、立て続けに2度のチャンスを外した。

そして27分、レッズのカウンター攻撃でサラー選手がマネ選手にパスを送る。マネ選手はシュートを放つが、ゴールを大きく外れる。その後、ニューカッスルは自らピンチを招く。ゴールキックからのパスをキアラン・クラーク選手がコントロールミスし、ジョッタ選手に奪われる。しかし、彼の放ったシュートは枠外だった。

リヴァプールは2点目に向けて攻撃を仕掛ける。フィルミーノ選手がサラー選手の背後にパスを送り、背番号11番はドゥブラフカ選手の頭上を越したシュートを放つが、相手キーパーに阻止された。

ニューカッスルのキーパーに多くの見せ場が訪れた。ジョッタ選手のシュートを阻止した後、ゴール前でのマネ選手の切り返しに反応し、ボールを奪った。

マネ選手が、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手のクロスに対して、12ヤード地点からハーフボレーで合わせるが、シュートはポストの外へ外れた。

後半

後半開始早々に訪問者がチャンスを作った。ジョエリントン選手が2度にわたってシュートを放つが、アリソン選手に阻止される。その後、フィルミーノ選手のボレーシュートはニアポストに放たれるが、ドゥブラフカ選手がセーブした。

60分が経つと、ジョッタ選手に代わってミルナー選手が投入された。その直後、アンディ・ロバートソン選手が低い位置からボールを運び、低弾道のシュートを放つが、ゴールの隅をかすめていった。

試合が終盤に差し掛かった頃、サラー選手は至近距離からシュートを放つが、サイドネットにかすめる。また、アレクサンダー=アーノルド選手は、チアゴ・アルカンタラ選手が落としたボールをボレーシュートするが枠外だった。

マネ選手とミルナー選手にチャンスが訪れるが、ドゥブラフカ選手に阻止された。その後、アディショナルタイムにはドラマが待っており、そこでニューカッスルが勝ち点1を獲得 する事になる。

ウィルソン選手がライン上でこぼれ球を押し込んだ時、ゴールしたかと思われたが、VARがハンドと判定しゴールは認められなかった。

しかしその数秒後、ウィロック選手がボックス内でネットを揺らし、リヴァプールはマージーサイドで悔しい思いをすることになった。