現地時間土曜日の夜の試合でリヴァプールは1点ビハインドからシェフィールド・ユナイテッドを2-1で破り、プレミアリーグ連勝への再スタートを切った。

アンフィールドで行われた試合は、13分にサンダー・ベルゲ選手のPKでブレイズが先にリードを奪ったが、レッズは前半終了前にロベルト・フィルミーノ選手の2020-21シーズン初ゴールで同点に追いついた。

モハメド・サラー選手が決めたかに思われた素晴らしいゴールはオフサイドだったとして取り消されてしまったが、ディオゴ・ジョッタ選手がKOPスタンド前でヘディングを叩き込み、決定的な瞬間をレッズにもたらした。

この結果、ユルゲン・クロップ監督サイドはリーグ戦開幕6試合で勝ち点13を積み上げ、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグでの勝利に続いた。

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鎖骨の怪我から復帰したアリソン・ベッカー選手が9月28日以来の出場を果たした。

また、水曜日に行われたAFCアヤックス戦からは3人のメンバー変更があり、ジョーダン・ヘンダーソン選手とジョッタ選手も先発入り。

前半

3週間以上のアウェー生活を経てホームに戻ってきたレッズは立ち上がりから果敢な攻めをみせ、開始3分で2度もリードを奪えたかもしれないチャンスを演出した。

アンディ・ロバートソン選手のカーブをかけたパスからサディオ・マネ選手が相手ディフェンスの裏に抜け出す。GKアーロン・ラムズデール選手がゴール前から飛び出したところを、マネ選手はサラー選手に向かってボールを出したが、最後はジョン・イーガン選手にクリアされた。

その後、トレント・アレクサンダー=アーノルド選手がハーフウェーラインのやや自陣側からいちかばちかの賭けに出る。直接狙った抜群のフリーキックはラムズデール選手の背後のゴールを捉えていたものの、相手のGKはなんとかクロスバー上にボールを弾いた。

しかし、最初にスコアシートに得点を記録したのはビジターチームだった。

オリヴァー・マクバーニー選手へのファビーニョ選手のチャレンジは、はじめはエリア外と判定されたが、VARレビューの結果、ホーム側の抗議もかなわずPKに変更された。

キッカーのベルゲ選手はKOPスタンド側のゴールへとステップを踏み、アリソン選手の逆を突いてゴール中央やや右よりにネットを揺らした。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が20ヤードの位置から狙ったシュートは枠を外れた後、ブレイズに点差を2点に広げるチャンスが2度あった。

ボックス内左サイドからマクバーニー選手が放ったシュートは枠内には収まらなかった。ジョージ・バルドック選手のクロスにはベン・オズボーン選手が確実にボレーで合わせたが、アリソン選手がそれを防いだ。

35分、サラー選手のシュートはまたもイーガン選手に直前で防がれた。この場面では、アレクサンダー=アーノルド選手が走りこんだチームメイトに浮き球のパスを出したが、ブレイズのキャプテンの足が先に出てきた。

しかし、リヴァプールはハーフタイムに入る前に同点に追いつく。

我慢強くビルドアップを続けていたが、右サイドにいたヘンダーソン選手がユナイテッドの守るボックス内にクロスを入れる。マネ選手の枠内へ飛んだヘディングはGKラムズデール選手に阻まれたが、ボールはフィルミーノ選手のもとへとこぼれ、難なく同点ゴールを押し込んだ。

後半

リヴァプールが試合の主導権を着実に握ろうとしていく中で、サラー選手がオフサイドと判定されたシュートを放ったのは60分過ぎのことだった。

試合は60分から活気を取り戻し、途中出場のユナイテッドのオリヴァー・バーク選手が左サイドからファビーニョを振り切って侵入し、シュートを打った際には、ジョー・ゴメス選手が咄嗟にブロックしなければならなかった。

直後、クロップ監督サイドは見事なゴールで自分たちがリードを奪うのに成功したと思った。

アレクサンダー=アーノルド選手がブレイズのテリトリーへとパスを入れる。それを受けたサラー選手は、ワンタッチでボールをコントロールし、ラムズデール選手の守るゴールに2点目を流し込んだ。しかし、VARはこの背番号11がオフサイドポジションにいたと判断した。

それでもレッズがリードを奪うまでに時間はかからなかった。

その2分後、左サイドからマネ選手があげたクロスをジョッタ選手が巧みに右ポスト内側に流し込み、スコアを2-1とするゴールを決めた。

途中出場のデイビッド・マクゴールドリック選手が投入直後に強烈なシュートを放ったが枠を大きく外れた。ラムズデール選手をかわしたサラー選手のシュートはポストに嫌われた。

しかし、スコアにそれ以上の変更はなく、リヴァプールは今季序盤のプレミアリーグで4勝目を飾った。