リヴァプールは、水曜日の夜に行われたバーンリー戦で3-0の勝利を収め、プレミアリーグのトップ4に返り咲いた。

ロベルト・フィルミーノ選手は、ハーフタイム直前にターフ・ムーアで、アンディ・ロバートソン選手の低いクロスを12ヤードの地点から合わせ、レッズのリードに貢献した。

ハーフタイム直後、サディオ・マネ選手のクロスにナサニエル・フィリップス選手が頭で押し込み、クラブでの初ゴールを決めた。

リヴァプールは終盤、クラレッツの圧力に耐えなければいけなかったが、ベンチから出てきたアレックス・オックスレイド=チェンバレン選手が3点目を挙げた。これにより、ユルゲン・クロップ監督のチームは、残り1試合を残して得失点差でレスター・シティを追い抜いた。

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リヴァプールの先発は、週末のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦での劇的勝利から1名の変更を行い、カーティス・ジョーンズ選手に代わってジョルジニオ・ワイナルドゥム選手が先発した。ジェームズ・ミルナー選手とオックスレイド=チェンバレン選手がベンチに復帰した。

前半

火曜日の夜、レスターがチェルシーに敗れたため、リヴァプールは勝利すれば1試合を残してプレミアリーグのトップ4入り出来ると知った状態でスタートした。

そして、ランカシャー州での試合では、開始3分で2度のチャンスを作り、素晴らしいスタートを切った。

まず、モハメド・サラー選手がボックス内で決定的なシュートを放つが、バーンリーのベン・ミー選手にブロックされてしまう。その後、アレクサンダー=アーノルド選手のキックが相手に当たる。そのこぼれ球をマネ選手が押し込むも枠外へ。

しかし、ターフ・ムーアに集まった3500人の熱狂的なサポーターの声援により、クラレッツは訪問者のディフェンスに対して攻撃のチャンスを作り始める。

チャーリー・テイラー選手のシュートは枠を外れ、コーナーキックからのボールをボックス内で受けたクリス・ウッド選手は、シュートを放つがアリソン選手の正面だった。

一方で、マネ選手がヒールパスでフィルミーノ選手にパスを出したが、ブラジル人選手の放ったシュートは枠外だった。

27分、バーンリーはこの日1番のチャンスを作り出した。テイラー選手のロングパスがボックス内に走り込むウッド選手にわたる。彼は、バウンドしたボールをニアポストに向けて力強く放ったが、サイドネットをかすめた。

リヴァプールの反撃は、この試合初めてホストチームを脅かした。チアゴ・アルカンタラ選手は、サラー選手からのボックス内へスルーパスに抜け出し、シュートを放ったもののファーサイドのポストに当ててしまった。

続いての攻撃では、ロングボールを受けたサラー選手がエリア内に抜け出したが、ミー選手のプレッシャーを受けてクロスバーの上へ外してしまった。

その後、バーンリーがリヴァプールのゴールにプレッシャーをかけ、ドワイト・マクニール選手がシュートを放つが、アリソン選手に阻止された。一方ジェームズ・タルコウスキー選手は、マネ選手のシュートを阻止した。

ハーフタイムが近づいてきた頃、コーナーキックからのこぼれ球を拾ったフィリップス選手がボールをコントロールしシュートを放ったが、バーを超えてしまった。

しかし、43分に突破口が開かれた。左サイドでマネ選手がボールを持つと、ロバートソン選手にクロスを上げさせるスルーパスを出し、クラレッツを崩した。スコットランド代表の選手は、ペナルティースポット付近に向かって弾く弾道のボールを送ると、フィルミーノ選手がそれに合わせて豪快に決めた。

後半

バーンリーは後半に入ると、アリソン選手がウッド選手のシュートをセーブする必要があるほど積極的に仕掛けてきた。

一方サラー選手は、ウィル・ノリス選手が守るゴールのニアポストを狙ってシュートを放ったが、サイドネットに突き刺さった。

しかし、後半開始から7分後、リヴァプールはリードを広げた。マネ選手はサイドでマシュー・ロートン選手を交わし、ゴール前にクロスをあげた。そこにはフリーキックの後そのまま前に残っていたフィリップス選手が待機しており、彼がしっかりとヘディングシュートでゴールを決めた。

このセンターバックの守備力は、レッズが2点のリードを保つために必要だった。ミー選手がコーナキックからのボールをヘディングシュートし、アリソン選手の頭上を越えるが、フィリップス選手はライン上でクリアした。

その後、クラレッツは、得点差を縮めるためにゴールを狙いにきた。

ジョシュ・ブラウンヒル選手がエリア外からシュートを放つが、アウェイチームのゴールキーパーが阻止した。

試合が残り10分になると、レッズはフィルミーノ選手とワイナルドゥム選手に代えてオックスレイド=チェンバレン選手とミルナー選手を投入した。また、バーンリーは得点を取りに来た。

しかし残り1分のところで、オックスレイド=チェンバレン選手が豪快なフットワークからボックス内で強烈なシュートを放ち、クロップ監督率いるチームのリードを広げた。これにより、得失点差でレスターを上回り4位に浮上し、今週日曜日に行われるプレミアリーグ1試合を残すのみとなった。