リヴァプールは木曜日の午後、アンフィールドで行われた無観客での練習試合でブラックバーン・ローヴァーズに6-0の勝利を収めた。

前半10分、アレックス・オックスレイド=チェンバレン選手の最初のシュートはセーブされてしまう。しかし、サディオ・マネ選手がゴール前の至近距離からボールを押し込み、レッズがリードを奪った。

その直後、南野拓実選手からのゴールエリア内へのボールをナビ・ケイタ選手が決めて、リードを2点に広げた。前半終了前には、南野選手がマネ選手からのボールを得点につなげた。

67分にジョエル・マティプ選手がチーム4点目となる追加点を決めると、その1分後にはキ=ヤナ・フーフェル選手の美しいな曲線を描いたシュートがゴール上隅に決まった。さらにはレイトン・クラークソン選手の見事なシュートでリードを広げた。

プレミアリーグ再開まであと10日に迫り、リヴァプールは再開初戦でマージーサイド・ダービーを戦うべく、グディソン・パークに乗り込みエヴァートンと対戦する。ユルゲン・クロップ監督のチームは、チャンピオンシップに所属するローヴァーズとテストマッチを行い、再開に向けた準備を進めた。

リヴァプールは、アンフィールドで試合が始まった10分後に先制点を奪った。オックスレイド=チェンバレン選手のシュートは、GKクリスチャン・ウォルトン選手に弾かれたものの、そのこぼれ球にマネ選手が反応した。

南野選手はその後すぐに追加点を決めるかに思われた。トシン・アダラビオヨ選手のクリア未遂を南野選手が拾い、ゴールを狙ったが、シュートは相手キーパーによってセーブされた。

それでも、この日本代表は23分に見せ場を作り、レッズの2点目をアシストする。フィルジル・ファン ダイク選手の前方へのパスをマネ選手が胸で落とし、ボールはジェームズ・ミルナー選手に渡る。これを受けた副キャプテンはスペースに抜け出した南野選手を使い、そのまま中央へ入ったボールをケイタ選手がゴールに突き刺した。

前半30分、オックスレイド=チェンバレン選手が敵陣の高い位置で相手のパスをカットしてボールを奪うと、最後はジョーダン・ヘンダーソン選手がファーサイドを目がけてシュートを放つも、ボールは枠をそれた。

南野選手は左サイドのマネ選手からの低いクロスをゴール前に流し込み、自身もこの日の得点者に名を連ねた。

前半終了のホイッスルの前にはブラックバーンにゴールを脅かされる。サム・ギャラガー選手にゴール前に抜け出されるも、アリソン・ベッカー選手がスライディングで防いだ。

リヴァプールは後半から7人の選手を入れ替えると、交代出場の選手が相手ゴールに迫った。マネ選手の巧みなパスからネコ・ウィリアムズ選手がゴールを狙うもポストの外側に外れた。

アカデミー期待の若手、ジェイク・ケイン選手がサイドキックでシュートを放ち、続くコーナーからロベルト・フィルミーノ選手がヘディングで合わせるもウォルトン選手にセーブされた。

それでもレッズはさらに攻勢を強め、わずか2分間で2ゴールを奪うことに成功する。マティプ選手がフィルミーノ選手からのボールに合わせてゴールを決めると、フーフェル選手がセットプレーから左足でゴール上隅にシュートを決めた。

ローヴァーズのベン・ブレレトン選手に1点を返されそうになるが、シュートは交代出場のクィービーン・ケレハー選手が守るゴールをわずかに外れた。

決定機を迎えたクラークソン選手がボックス内で素晴らしい落ち着きを見せ、ホーム側が試合終了間際に6点目となる追加点を決めた。